|
テーマ:甘いもの大好きです(80)
カテゴリ:鹿児島在住時代
農業大国鹿児島県はコーヒーも作っている。産地は沖永良部島で、其処で採れたコーヒー豆を使っているカフェが霧島市の日当山温泉にあると知った。ローカル新聞に出てた「コーヒーゼリーパフェ」が美味そうだから、其れを目当てに行ってみることにした。まずは鹿児島駅から日豊本線に乗るのであります。
竜ヶ水駅で列車交換。乱舞する昆虫の破片がフロントガラスにこびりついて前が見えにくい。普通列車の窓が異様に汚くて、折角の景色がよく見えない。 植物が茂り過ぎて線路も見えにくい!是が日豊本線の日常の光景であります。 帖佐駅で降りてイオンタウン姶良で昼食。バーガーキングなんて初めて食べた。何じゃこの昭和アメリカンな世界観は!スパイシーチキンバーガーを食べたのだが、小さい子供さんは無理と云えるほどの辛さ。意外と大人向けの一品なり。 次は電車ではなく鹿児島交通バスを使うのであります。帖佐バス停で日当山温泉へ行くバスを待つ。道路はクルマが絶えず行き来しているが、イオンタウンから帖佐バス停まで、歩行者一人さえ出会うことは無かった。道を歩く人など皆無の超クルマ社会なんだろう。何でもいいが、バス停の後ろにある「家庭倫理の会姶良」って何なんでしょうか。 乗ったバスは、鹿児島中央駅発の長距離バスであります。途中、加治木町の市街地を走るのだが、数ヶ月前に所用で加治木町の文化ホールに行ったことがある。建物の前にあったモニュメントは、無形民俗文化財に指定されている「加治木のくも合戦」~雌の蜘蛛同士を闘わせる奇祭であります。 加治木を過ぎると、バスは国道10号線日向街道をひたすら東へ進む。桜島と錦江湾を望むいい風景だ。鹿児島交通バスの窓はピカピカであります。乗客が拙者と嫁さんの二人だけなんだけど、此の路線は維持出来るのだろうか。 バスは約40分で日当山温泉に到着、沖永良部のコーヒーを味わえる「ノアコーヒー」に入る。店舗内は土足禁止でスリッパに履き替える必要がある。思わず反射的に駕籠の中にあるスリッパを取ろうとしたら、其れは使用済みのもので、消毒したのを店員さんが持って来て呉れた。 バス停から暑い中を歩いて来たので、永良部コーヒーゼリーパフェは最適解だった。コーヒークリームにまぶしてあるコーヒーの渋みが素晴らしい。正しく大人の為のパフェである。沖永良部島でコーヒーを生産し、ブランドとして育てて行くなんて、夢のある話である。じっくり味わって応援するとしたい。 隼人駅方面行のバスが来るまで「西郷どん村」で時間を潰す。日差しはいよいよ強くなり、空が燃えているような感じ。せっかくパフェで冷やした体も一気に汗だくだ。是までの経験で、酷寒や酷暑に限っていい写真が撮れるのも事実であります。→ホームページ側でもいろいろ写真展示しています。 最後は隼人駅から日豊本線で鹿児島駅まで。鹿児島駅の駅舎は建替えられており、例えばトイレの入口には薩摩切子が展示されている。鹿児島駅の写真とかは→こちらからどうぞ。 ↑のサイトはこちらから・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.11 04:00:09
[鹿児島在住時代] カテゴリの最新記事
|