「徐福展示館」 - 秦の始皇帝の不老不死のために海を渡ってきた徐福
西帰浦市正房洞(ジョンバンドン)に行くと、「徐福展示館」があります。徐福展示館は、中国秦時代に秦の始皇帝の命で不老不死の薬を求めて、海を渡って済州島に来たと伝わる徐福(じょふく、徐市(じょふつ、別名))という人物を記念して開館しました。
伝説によると、秦の時代、徐福は、徐福展示館の隣にある正房滝の海岸に船を停泊して、済州の瀛洲山(ヨンジュサン(現、漢拏山))に登って不老不死の薬を求めて西へ帰ったと伝えられています。この時、徐福が正房滝の岩壁に"徐市過之(徐市がここを通り過ぎた、現在は字が確認されない)"という句を刻み、中国へ戻ったということから、西帰浦という地名が由来したという説があります。
今日の投稿では、徐福展示館を紹介しましょう。
▲展示館の入口
▲徐福
▲秦の始皇帝に関わる説明
徐福について説明するに欠かせないのが秦の始皇帝のことです。それゆえ、徐福展示館では「秦の始皇帝」の業績や歴史について簡単に触れています。
▲秦の始皇帝から徐福に渡したという文
▲徐福が旅したルート
ウィキペディアの説明によると、徐福は2回にわたり航海するが、1次航海時は不老草を求められなかった徐福は、秦の始皇帝に瀛洲山(ヨンジュサン)沖に海の怪物がおり近づけなかったと申し、60隻の船と5,000人の一行、3,000人の東南東女、そしてそれぞれ各々の職人たちが連れて再び航海に出たそうです。説によると、紀元前210年、秦皇島(中国)から離れた徐福は戻らなかったといいます。
▲秦の始皇帝と徐福の説明
▲映像資料
▲徐福展示館
▲遊歩道
徐福展示館の周りには、西帰浦港が眺められるように散歩コースが設けられています。
▲遊歩道の隣にある柱状節理
徐福展示館の隣には、正房暴布もあるので両方訪ねているのもいいですね。済州道で直接運営するので観覧料も安いです。近くにイ·ジュンソプ美術館、寄当(ギダン)美術館なども隣接しているので回ってみるも良いでしょう。
観覧時間:9:00~18:00
住所:済州道西帰浦市正房洞100-2
電話:+82-64-763-3225
済州観光情報ホームページ:http://www.jejutour.go.kr http://www.ijto.or.kr