済州観光公社旅行ブログ

済州島に炭酸温泉があると聞き、久しぶりに日常に疲れた心身を
癒すのをかねて'山房山炭酸温泉'に行って来ました。


まず入ってすぐ、室内にある炭酸温泉に入ったのですが、
どういう訳かお湯がぬるい。
明らかに'温泉'と書かれていることは確かなのですが、
温泉ではない不思議な感じが...
正確に言うと、冷たいことではないのですが、熱くないという表現を使うべきか。
その上、温泉特有の蒸気も見られません。


元々、からだが冷えていたので、お湯の中でじっとしていると
冷たくさえ感じられました。
それでも炭酸温泉にはたくさんの人が入っていました。
それでわけもなく起きると、席をとられるかと思いじっと座っていました。



                 



室内で写真を撮ることができず、野外にある露天風呂で
入浴を楽しんでいる観光客の方々に了承を頂きパシャッ。
この日は気温が低く、かなり寒い日だったので野外露天風呂を
利用されている方はそんなに多くはありませんでした。


すぐ前に見えるきれいで透明なお湯は熱い湯気がホカホカでている温泉で、
その後ろ、ちょっと土色をしているお湯が炭酸温泉だそうです。
野外露天風呂を利用するには別途料金を払わなければなりません。


そうして数分温泉に浸かっていると炭酸温泉の特徴発見!
全身に細かい泡がくっつくのですが、はらってもはらっても
ずっと泡がくっつきます。 これが炭酸である証拠ですね。


温泉浴場の壁には'炭酸温泉の効能'の案内板がありましたが、
メガネを外したので字が見えなかったという...


炭酸温泉がぬるく感じられる理由は供給される水の温度自体が低いためです。
温泉に供給される水の温度は28～29度
炭酸水という特徴のために炭酸に水が混ざれば温度は31度くらいに上がります。
炭酸水に入っていれば炭酸気泡が皮膚を刺激するので皮膚が少し
ピリピリする感じを受けるます。約10分以上入っていると体が次第に温まってきます。




                 

こちらは西帰浦市、安徳面、沙渓里に位置した山房山炭酸温泉です。
済州島で炭酸欲を楽しむことができる唯一のところなので平日でも週末でも
お客さんでごったがえしているとのことです。


こちらは2005年3月に建てられて2008年に株式会社大自然が建物を買収し、
リモデリングしたところです。
山房山を始めとした周辺の景色がキレイですね、オルレッキルを楽しむお客さんや、
家族単位のお客さんがたくさん訪れるそうです。



                 


炭酸水が吹き出てくるこちらは2004年5月に温泉源保護地区に指定されたところです。
有利炭酸、中炭酸イオン、ナトリウム成分が国内最大値と判断された
我が国最高の炭酸温泉地帯なんです。


炭酸水は高血圧と末梢血管循環障害、リューマチなど成人病の治療を
助けることで知られているのですが、皮膚で吸収された炭酸ガスが
毛細血管を刺激させて拡張させるので血圧を下げる効果が期待されるという事ですね。


ところで済州島内の炭酸温泉はこちらでなくても他にもう一カ所あります。
ピンクスゴルフ場にあるのですが、ここはゴルフ場会員の方だけ利用できる
小規模施設なので一般の人たちが自由に利用することはできません。


山房山炭酸温泉のすぐそばにはゲストハウスとペンションがついています。
ゲストハウスで宿泊すると炭酸温泉施設を一日2回無料で使えるとのことです。
ですが、今は工事中です。


温泉施設は年中無休で24時間営業です。
基本料金は成人基準1万1000ウォンで、露天風呂3000ウォンや
黄土チムジルバン1000ウォンは別途の利用料金を
支払わなければならないそうです。


室内温泉は男女別々に利用しなければならないのですが、
露天風呂は男女混浴です。 家族やカップルで入るのにちょうど良いいですね。
ところで、露天風呂に入るには水着を着用しなければなりません。
水着がない場合はこちらで貸与も可能です。


                 




                  




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