キッチン鋏
05月18日(土)06時11分 歯に問題を抱える夫が 食事にキッチン鋏を常用するようになって 久しい。100円ショップのもの 2本を使い回し、切れ味が悪くなったら 交換。とくに 問題を感じていなかった。昨秋亡くなった 母の元から持ち帰ったキッチン鋏は ツヴィリングの定番の物。これを使うようになり、あまりの 切れ味の違いに 驚く。安く見積もっても 今までの80倍くらいの お値段。刃の先まで 切れ味がよく 栓抜き機能もあり、ずっしりとした重みも 安定感がある。刃を外して 研ぎ直すことも可能。ほかのメーカーの もっと安価なものも、機能が変わらないものは たくさんあるだろう。でも 双子マークの 世界に誇る ツヴィリング製品は、持つ者のこころを 満たす。ずっと ゾーリンゲンと 覚えていた わたし。これは 都市の名前で、ブランドとしては ツヴィリングJ.A.ヘンケルスとなっている。工場は ドイツと日本にあると知り 驚く。ゾーリンゲンの鋏・ヘンケルの包丁・・・・わたしの頭に長くインプットされてきた知識が 間違いだったことが 判明。三井アウトレットほか あちこちで製品が置かれていることも 知る。よその国の方々が 刃物(刀剣や包丁など)を目指して 日本を訪れることを テレビで見ていた。合羽橋などでは実際に 多数の外国人を 見かけた。国産のすぐれたもの・外国のよきもの・・・・長く名を残してきたものは 使ってみて”よくわかる”ことを 実感した。