ランダム配置の難しさ
04月03日(水)06時51分このところ 個展で見せてほしいと言われる作品を 創る。ひとつは メノウを使った ショートネックレス。これは 数種類の大きさの玉の配列を考え、糸・マグネット仕様で 数本仕上げ。こちらは わたしの得意分野に入る。もう一方が玉の 種類(天然石・ビーズ)・大きさ 色などがランダム配置で、提示された写真にイメージの似た作品。だいぶ以前から 友人に相談を受けていながら、構想がわかない。いよいよ 取り掛かる決心をして、様々な石・ビーズなどを取り出して 並べてみる。だいたい構想が出来上がったところで とりあえずワイヤーに通して 友人に写真を見てもらう。少しイメージと違うようなので 一からやり直し。無作為性と表現される ランダム配置が わたしには難しく感じる。素材・色・形・大きさが様々なものを 友人の好みの小さめビーズを挟みながら、重さを抜く。2種類創ってみたが 今までのわたしにはない 仕上がりで、夫も「おもしろい。たくさんつくってみれば」と。最近のわたしが好む アジアンテイストの黒や 刺し子に映えそう。友人の提言で おもわぬ方向も 向くことができた。やってみると、わたしの頭の中にはなかったランダム配置は おもいのほか難しい。頭の活性化につながる発信をしてくれた友人に感謝するとともに、使わないだろうとおもいながらも 取り置きしていたさまざまな材料が生きて、嬉しい。