カテゴリ:「本」の紹介
◎『ドイツ大使も納得した 日本が世界で愛される理由』 ・前駐日ドイツ大使 フォルカー・シュタンツェル ・幻冬社 ~1948年生、2009年在日大使、2013.10退官。「十歳の時から日本に興味を持ち、197年、23歳 の時に京都大学の留学生として初めてこの国の土を踏みました(中略) 日本中を旅しました。 出逢った人々はみな温かく、易しかったのを覚えています。(中略)1982年にふたたび日本で生活 する機会を得ました。日本の大使館への赴任を命じられたのです。(中略) しかし忘れがたい 悲劇も経験しました。2011年3月11日、東日本大震災が発生したのです。思いだすのも辛い記憶 です。親愛なる日本が深い悲しみに包まれたことは、私にとっても大変な衝撃でした。(中略) 私 にできることはないだろうか。あれこれ考えましたが、一つの答えとして、ブログ『大使日記』を書 き始めました。(中略) もちろんにほんごで書くのです。」本書はそれを元に再構成したもの。 1章 日本文化は面白すぎる 2章 日本とドイツの強い絆 3章 日本の政治は不思議だらけ 4章 魅力ある国を創る教育 5章 忘れがたき東日本大震災 6章 もう一度日本で味わいたい こと。 それこそ「AKB」から醤油・源氏・選挙戦にいたる、つぶさな視点が注がれる!! ・日本は世界の多くの国から好かれています。日本に憧れている人々は世界中にいます。その 理由の一つがいわゆるソフトパワー、つまりアニメ・漫画・武道・和食、そしてハローキティの力なのではな いかと、私は思っています。 ・風力の上手な使い方の研究、ソーラーパネルの実験、バイオエタノール混 合のE10ガソリンを作るための研究など、エコに関する研究所がこの地にたくさんあるのです。(そ の地)宮古島はいつの間にかエコの最先端基地になっていたのでした。 ・15歳になると、今度は自分も反核と平和を求めるデモに参加するようになったのです。 ・戦争に負け、その結果として自由が保障されたことで、文化や経済が発展し、今の豊かなドイツ が出来上がったとも言えるのです。 ・『政治家はもっと責任感を持って行動し、官僚を主導しなければならない。官僚システムにすべて 丸投げする状況がつづいてはいけない。官僚というものはただ、慣例どおりに反復してゆくだけ なのだから』と言う古賀茂明氏の「説明には、重みがありました。(以下略) ・「国家を左右するの は判断力」 ・「震災と原発事故がドイツに与えた影響」~4つの課題 等々、あらためて「外」から の「眼」に学びましょう!! (読了 3/14) ★3/23TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」で渋谷和宏氏が、(ニツポン)"自画自賛本"ブームの先駆けとして紹介~ 森本さんはこの傾向に「理解できない」渋谷氏も「ホメは危険が伴うので割り引いて」読めとも!! ★★10.2の今日↑ その通りで、「外国で」モノ言えば言うほど、 世界に見破られて「"恥さらし"」と、今朝のの「森本さん」!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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