カテゴリ:俳句&本紹介
『雨の匂いのする夜に』
・椎名 誠 ・朝日新聞出版社 ~2015.11発行の"写文集"、5ページに3葉の写真と旅先のエピソード。1998~2011間の「シーナの写真日記」。 「日本篇」~津軽半島・藤沢牧場・種差海岸・秋田・高野山・糸満や沖縄の「小さな島」(敢て地名を載せない シーナの心意気!?) 等20篇、「アジア」~メコン・ラオス・バルコル・ゲゲ王国・揚子江・ガンジスなど10篇。 「南米その他」~パイネ山群・マゼラン海峡・フランス氷河・奥アマゾン・カナダ北極・マサイ族など13編。 さすがシーナ氏も加齢、体力から「その頃の旅で撮った写真で話をまとめる、という癖がつい」たようだが、「基 本的に小説を書いていて小説類の単行本が多いモノカキ人生だが、この『写真と文章』でつづる本書のよう なものが作れるのがぼくには一番うれしい。」・・・例によって、イラカトは沢野ひとし氏、222ページ。 高野山では「いままで、自分にはあまり関係ない、と思っていた『自分の死生観』を本格的に意識するように なったのだ。"馬齢"を重ねる、という言葉があるが、ぼくの場合は"馬鹿齢"を重ねて来たというべきか。」と! こぼれ落つ五月の雨にはりえんじゅ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[俳句&本紹介] カテゴリの最新記事
|