カテゴリ:俳句&本紹介
◎◎◎◎◎『記憶をつなぐ ラブレター』
・城戸 真亜子 ・朝日出版社 ~ サブタイトル「母と私の介護絵日記」、そう!「絵日記」! そして 久し振りに見る 城戸真亜子のイラスト!!! 「(略) いつも笑顔で同居を拒んでいた夫の両親。でもある日父が病に倒れて緊急入院。ひとりにはしておけ ないと、夫が連れて帰ってきた母は認知症がはじまっていました。(中略) このかわいい人を支えたい。その 日から、私の介護生活がはじまりました。」 「かわいい人」はまさに「絵」のとおりの可愛さ! そんな日常が 左ページいっぱいに描かれているので、「介護」をわすれてしまうほどの微笑ましさに"ホッコリ"してしまう!! 『絵本』(151ページ)ですので、引用しません、著者のやさしく、愛情あふれた文に惹き込まれます。 目次~ 1.介護の始まり、そして介護サービスとの出会い 2.母との暮らし 3.さまざまな症状との向き合い方 4.進んで いく症状 5.施設に入ってから エピローグ~母から私へのラブレター。それでも少し引用~「介護の必要な夫の両 親との同居は、神さまからのプレゼントのように思えたのです。」、、各篇のタイトルは、具体的な症状に対しての アドバイスや工夫、心がけにみちており、介護サービスの受け方、ケアマネージヤー、デイサービス、ショートステイへの対応、 「介護用品はレンタルで」とか、特別養護老人ホームの選び方など、 "行政"の「案内」などより、はるかに 納得的であり、分かりやすい"便利帳"でもある!!!! ☆ ☆ ☆ 叶ひたる短夜の雨関東に お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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