『枕詞はサッちゃん』
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| ・内藤 啓子 ・新潮社 |
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~副題「照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生」 24篇247ページの「書下ろし」。 |
「平成17年3月22日、父が亡くなったとき、テレビ、新聞、インターネット、どの訃報も「童謡『
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サッちやん』で知られる作家の阪田寛夫・・・・」で始まった。(中略) 芥川賞を受賞した |
小説『土の器』よりも、『サッちゃん』の方がはるかに世に広まっているが、阪田寛夫の名
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はほとんど知られていない。(中略) 各章とも、父の書いた詩を題名にした。みんなのう |
た、みんなの知らないうたを紹介しつつ、それらにまつわるエピソードを綴った。家の中で
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は、うるさくてしつこく、気弱なくせに滑稽で助平で変なオジさんだが、外に向かっては |
過剰な劣等感と羞恥心を持ち、人前に出ること、喋ることが大の苦手な父であった。
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どの集会の写真を見ても、たいてい一番後ろの列の端にたっている。(中略)」それでは、 |
始りはじまりぃ~。・・・・って、↑ 小生と重なる、、、、、。
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♪どうしておなかがへるのかな けんかをするとへるのかな なかよししてても・・・♪
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冬の霧世情のゆくへ暗示せり
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