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晴 陶 句 読

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2020.01.26
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カテゴリ:「本」の紹介
​​​​『わが陶器造り』​

・富本 憲吉       ・里文出版

~富本が「京都市立芸術大学の前身である京都市立美術大学」で1952年7.24付『未
定稿』として「学生諸君のために講義」を行った時の「書」!!。本書は当時の"ガリ板刷り"

のものをそのまま復元し、同時に「活字化」したものと「解説」を併設していて、丁寧且
貴重な永久保存版といえよう!! 「原典」(ガリ板刷)~写真(本書グレー紙質を使用) 390頁
厚さ30ミリ!!  京都市立芸術大学芸術資源研究センター企画 森野昭仁・前崎信也編。

富本・冒頭~「(略)現在の陶磁器の本では役に立たないから自身の考える美を基本
とする陶磁について書く」そして自身の40年間の作陶の苦労を振り返りながら「当時の

日本陶芸の現状に愁い欺くものがあり、この技法書においても心の中にその事を持ち
ながら書いてゆく事を明記し、学生も一大決心をもって自分で創りだす陶器の道に研

究の一歩を進むべきである。」と掲げ! 2.陶器造り発達の順序と種類 3.図案 4.陶土
5.成形 6.装飾、釉薬及び彩量の調整と運用 7.釉と彩料その他の運用 8.窯及び燃

料 9.雑、工房その他 10.補遺 11.参考書 と、微に入り細に至り、独立・生計につい
てまでも。加えて 当時の 魯山人民藝らをこきおろす、一方でバナードリーチへの評価と

交流譚も。 編集者たちによる 「人柄・講義内容」等々が語られる。 ・・・体験してきた
ことなので、引用キリないので、↑「目次」に留めます。

3/3『毎日・(書評欄にある) カバーデザイン』で、菊地信義が「カバーの祖形」! と紹介。

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最終更新日  2020.01.26 15:36:06
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