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晴 陶 句 読

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2022.04.28
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カテゴリ:「本」の紹介
​​​​『青嵐の庭にすわる』

・森下 典子       ・文藝春秋

〜副題『日々是好日』物語 とあり、あの映画の原作者が語る撮影現場「日記」とでも!
2021/11 発行。カバー裏惹句〜「作家・森下典子が、映画づくりのプロ集団の現場に、飛び

こんだ! 「茶道」について説明しても追いつかない。コトバが通じないのだ。監督もフロデュ
ーサーもスタッフ誰一人、道具を見たこともない。撮影まであと五ヶ月、どうしよう・・・。

私は口をパクパクさせている酸欠の金魚になった気がした。… ともあれ、明日から私は、
大森組の一員なのだ。」一章 それは図書館から始まった〜5篇 二章 大森組茶道教室〜
9篇 三章 怒涛の撮影現場〜24篇 四章 映画公開、そして…、222ページ。

 各章ともその緊迫感と各「組員」たちの動向の一途さ、「茶道」先生役の樹木希林さんの
堂々ぶりと俳優陣の先天的習得ぶり、一番の緊張は作家という現場の「日々」!

どの篇のフセン部分を引用したいが、本書の切迫感を感じていただくためあえて引用しません
!!ので 手にとって楽しんでください!! …私、同様もう一度映画を観たく鳴ることウケアイ!

撮影現場写真も4ページ、装画装幀?ということは文藝だと思うが、タイトル下に描かれた茶筅
も可愛く。「おわりに」〜人生と同じだ。渦中にある時は、自分がどこにいるのかもわからな

い。けれど、年月が過ぎて距離ができると、それが道のりのどのあたりで起こり、どんなでき
ごとだったのか、やっとその姿が見えたくる。ー」!!  …そして、希林さんを観たい…!!!

(読了・2021/1/17)


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最終更新日  2022.04.28 14:45:57
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