カテゴリ:「本」の紹介
『さよなら、ながいくん。』
川上 弘美 ・絵 門馬 則雄 ・平凡社 〜「東京日記・6」 2021/3発行、今までもそうだったのでしょう、巻末の出版社らんに、川上印 (三文判) ! ココでも 何冊かUPしましたが「あとがき」〜「始めたばかりのころは『ほんとう のこと』が七割ほどだった『東京日記』ですが、この六巻目に至り、ほぼすべてが『ほんとう のこと』になりました。 といっても、『ほんとうのこと』とは、いったい何だ、という面も あります。 ー略」36篇でイラスト入り175 ページ。 ・このごろどうも、テレビ見ながら、ぶつぶつ言うようになっている。 ・ポケについての不安 を払拭するため、同い年の友だちに電話をする。 ・庭のシダ(巨大)を、十五本引っこ抜く。 ・ 「今日はいやにチョコレート食べるね」と、家人に言われる。 ・仕事の合間に、「そういえば、 結婚前に、元夫と、ー略」 ・(風邪ひいて)家の中をさまよい歩いて足の脛をおもいきり柱にぶつ け、リンゴをむこうとしてまた指を切り ー略」・・・等々、 身辺雑記、、、だんだんコッチへ!! 『思わず考えちゃう』 ヨシタケ・シンスケ ・新潮社 〜 ヨシタケさんの「絵」を 見ているだけで「やさしい 気持ち」になっていく、『絵本」!!? 1ページ2コマ7ページの「はじめに」〜「つまり『こないだ こんなスケッチをしました。それは こんなことがあったから。こんなことをおもったからです』という、スケッチ解説です。」 1章 ついつい考えちゃう〜15篇 2章 父だから考えちゃう〜19篇 3章 眠くなるまで考え ちゃう〜16篇、全143ページ、144ページ欄外イラスト〜「でも、ボクは あんまりがんばりたく ないから、みんなも がんばらなければいいのに ! 」と。 ・まあ、相手の後悔を期待するっていうのはむずかしいな。でもして欲しいな。っていう、その 無限ループに入っています。 ・世の中の悪口を言いながら、そこそこ幸せに暮らしましたとさ、 っていうのが、理想の老後だなって思ったりするわけです。 ・謙虚さを保つクリームっていう のがあれば、ほしいですね。 ・・・キリがないのでこれまでに。 ただし、写真を載せればイイ のでしょうが、ぜひ見ていただきたいのは、62ページ、「道で、お母さんがちっちゃい子をだっ こして歩いているんですけど、男の子の靴が片方ぽとっと落っこっちゃったんですよ。ぶらん、 ぶらん、ぽとって。落っこったんだけど、お母さんは気付いていない、でも男の子は気づいてい るんですね。でもまだしゃべれない ー略」!! この「スケッチ」の見事さ! 単純な線描で!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。
川上弘美さんも 64歳なのねえ。 ボケを痛感するのはこれからよ(><) お母さんと赤ちゃんのスケッチ 目に浮かびます。 全く違うのでしょうけど(^^) (2022.06.17 20:27:35)
昼顔desuさんへ
・・・60歳 超えると「あるある」が増え、「まだまだ、これから」感も! 〜 子供は 後ろ向いて 指さしてしるのだが、お母さんは脇目も振らずまえむきで、、、 (2022.06.18 07:46:38)
三密禁止などで 正から負、若から老、生からへ死と右側が加重となりて苦しみが多くなっては、自然の流れと言われても ヤハリうー。
(2022.06.18 09:45:36)
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