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晴 陶 句 読

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2022.09.19
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カテゴリ:俳句&本紹介
​​『句集 つちふる』

・岸本 葉子      ・角川書店

〜21/8/21『毎日・書評』の 作家・辻原登〜「すでに死を内包した私たちの住処である『から
だ』と『旅』をめぐる試みを中心に、優れた文書を発表し続ける著者の第一句集である。」

「あとがき」〜「ー 私の初句集である。散文を業としながら、俳句はずっ気になっていた。
わずか十七音による表現を、おおくの人が愛好している。ー 349句を収めた。ー」

2021/06発行197頁。8つの篇から一句ずつ〜・対岸 【秋光や櫂の先なるひと雫】 ・水の
重さ 【寒鯉の尾のひと揺れの黒さかな】 ・もの炊く匂ひ 【馬鈴薯をふかす間のもの思ひ】

・だらだら坂 【知らぬ子に手を握られて風の盆】 ・方位磁石 【薄氷の中ほどにある白さ
かな】 ・人のかたち 【つむる目に終ひの色は曼珠沙華】 ・つちふる 【さやけしや一木の

影おのが影】 ・自画像 【消しゴムの滓を払ひて春の風邪】『つちふる』は【つちふるや
汀の線のかく歪つ】。  自画像にはこんな句も【一湾は子宮のかたち葉月潮】 【鷹渡る

砂に記せし我が名見よ】〜「ー 2300句ほどの中から、選んで並べる試みをはじめた。満
六十歳を迎える年。還暦を機に句集をまとめるという目標が固まっていた。 ひとりの作業も
孤独ではなかった。一句一句に、そり句の生まれる場を共有した人々を思い出していた。ー」
​​​

★↑と、一緒はオコガマしいにもホドも在るが、「敬老」に免じて下さい★




ひがんばな​​紅白咲きて敬老日​​


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最終更新日  2022.09.19 14:10:53
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