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テーマ:イギリス大好き!(505)
カテゴリ:じょんどー的めぢあ文化論
「The Times」、「The Independent」に続き、
「The Guardian」も先週金曜日を最後にブロードシートからサイズ変更。 というわけで、「Final Broadsheet edition」と。 高級紙である彼らは 「タブロイド」という言い方を避けたがっていて 「コンパクトサイズ」とかなんとか言っているのがちょっと面白い。 そんなガーディアンは 月曜日からはタブロイドではなく「Berliner」というサイズを採用。 おフランスの「ル・モンド」と同じサイズとのこと。 (タブロイドよりほんのちょっと大きなサイズ。) こんなかんじ。下がこれまでのサイズで上に新サイズの見本を重ねてます。 このサイズを印刷できる輪転機がイギリス国内にほとんどなくて ガーディアン社はこの紙面サイズ変更にかなりの投資をしているらしい。 一読者としては 「ふーん。持ち運びやすくなってうれしいな。」てな程度のニュースですけど やってるほうは調整、かなり大変なはずですよ、紙面のサイズ変更って。 文字がそのまま小さくなるわけではないので 紙面そのもののレイアウトも大きく変えなきゃいけない。 てことは、印刷のところだけじゃなくて、 紙面や記事を扱うシステム全体に大きな変更を入れているはず。 もしかしたらまったく新しいシステムを導入してるかも。 あと、クライアントから入ってくる広告の 制作サイズの変更もうまく調整して切り替えていかないといけないよね。 これまで流用でつかってきた広告とかどうするんだろう。 新聞社が制作費をもつんだろうか。 いやあ、そんな苦労してまでサイズ変更をする影に 「わらをもつかむ」的な匂いがほんわかしますな。 (じょんどーの知っている、とある会社の出版物は 売れ行きが鈍ってくるとすぐに「リニューアル」をしていたのだけど、 最近ではその効果もすっかり薄らいできたらしいぞ!) ぢ、えんど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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