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2006.02.01
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「アドボカシー活動としてのPRキャンペーン:そのテクニックと実際」
をテーマにすることを決めたものの、
じっさいのところ、僕はあまり道徳的な人間じゃありません。


興味をもったのは、
Make Povery Historyをはじめとしたイギリスでのアドボカシー活動が
PRキャンペーンとしてかなりの成功をおさめている(ように見える)のは
どーしてなんだろう?
どういうテクニックを使っているんだろう?
という、そっちのほうの興味からやってきているもので、
世界の貧困をなくしたい!とか
そういう社会正義心はそんなに強くなかったりします。
(判断するには政治のこととか歴史のこととか知らなさすぎる。)


その意味では
スターバックスコーヒーの風評管理がどのようになされているか?
というテーマを、
コーヒーはあんまり好きじゃないけど調べてみた・・・というのと
同じような問題関心の持ち方だといえるかもしれません。


そしていまだにテーマが若干ゆれていて
とりあえずリストバンドキャンペーン(ホワイトバンドとかね)を
PRテクニックとして評価するということを中心にやろうと思っていますが、
企業のCSRとからめてアルコール中毒問題に対する
いろんな団体のアドボカシーを論じるのも捨てがたいなあ、
とかおもっています。


さて、そうしたアドボカシー活動について
ここ数日、じょんどーが思うこと。

日本でのホワイトバンド活動への批判を見ていると、
「アドボカシー」というものが理解されていない、というのを強く感じます。
まあ、その理解されていないことを踏まえずにキャンペーンを展開した
主催者の問題でもあるんだけど、
「バンドを買う300円を貧しい人に直接寄付したほうがよっぽど効率的」
という意見はまさにその典型としてあげることができるかもしれません。
アドボカシーとは問題や構造を広く知らしめるための活動であり、
そのための予算は寄付や募金とは別なんだけど、
どうしても「ボランティア団体への寄付=貧しい人に直送」
というリンクがあたまのなかにあるんだよね。
こういう活動への理解へのすり合わせのためにも
アドボカシーそのものに対するアドボカシーが先に必要なのかもしれません。

あと、「影でPR会社がもうけている」という批判についても
日本と欧米諸国(というか、キリスト教諸国)とでの
「チャリティーのありかた」への考え方の違いを感じたりします。
日本でのそうした批判の背景には
 チャリティ活動に携わる会社は運送会社も、
 印刷会社も、PR会社もコンピュータ会社も銀行もみんな、みんな、
 すべて持ち出しの無償サービスを提供しなきゃおかしい!
というのが前提にあるような感じがします。
こうした考え方はかえってチャリティ活動を難しくしてますよね、実際。


ま、そんなかんじで、対象との距離を微妙に保ちつつ、
修士論文、がんばりたいとおもいます。はい。

さーて、Proposalに戻るかなっと。





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最終更新日  2006.02.01 02:25:31
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