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カテゴリ:じょんどー的めぢあ文化論
ムスリムネタ・・・。
そうなのか、かの宗教は偶像崇拝を禁止しているのは知っていたけど、 ムハンマドの絵を描くこと自体も許されてなかったのか。初めて知った。 あやうく新商品のパッケージに載せるところだった。(何の商品?) しかしさ、こういうのみていると 世界って分かり合えないよな、とか思っちゃうよね。 イスラム国はデンマークとかフランスとかをますます攻撃するだろうし、 (表現の自由を主張してFrance-Soirが例の風刺画を載せた。 同じようにスペイン、ノルウェイ、ベルギーなどのメディアも 「言論の自由を問う」という目的でこの風刺画を再掲載。) その攻撃に大してデンマークやフランス(というかヨーロッパ諸国)は イスラムへの不信感を余計に募らせるだろうし。悪循環だ。 とか、いやに殊勝なことを言ってみる。 というかさ、 デンマーク製品のボイコットとか起こっちゃって 文化とビジネスってやっぱり深いつながりがあるよね。 どんなに製品や会社のブランド力があっても こういうことがあるとその信頼は一発で壊れちゃうんだもんねえ。 政治的・文化的にによくわからない国への展開はこわいな。 まあ、日本は新聞でこの風刺画が載るとは思えないので 日本企業はあんまり心配していないのかな・・・。 (そもそもイスラム社会のことって記事のネタにあんまりならないよね) 掲載されてるけど日本メディアへの世界関心の低さから 話題になってないだけだったらどうしよう。 でも、イスラムのひとたちも、国旗とか燃やすデモじゃなく 反撃にキリスト教冒涜のイラストとか新聞に載せればいいのになあ。 ・・・って、そういう問題じゃないんだろうなあ。 「デンマークの新聞でこんなひどいことがおきてます!」と伝えようとして その風刺画を新聞に載せたヨルダンの編集長が解雇されるくらいのトーンらしいし。 イスラム系住民も多いイギリス(テロ実行犯も結局「イギリス人」だったよね)、 このニュースはみんなセンシティブになりながらも かなりの報道がされています。 成り行きを見守りたいところですね。 以上、なんとなく国際派をぶってみたじょんどーのつぶやきでした。 (ニュース報道的締め) 興味深かったのでリンクをはっておく: BBCでは今はこういうこういう感じで伝えられてます: Muslims in new cartoon protests http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/4674628.stm こちら、憲法第1条からFreedom of Speech!な国を代表してCNNの報道: Cartoons spark violent protests http://edition.cnn.com/2006/WORLD/europe/01/30/denmark.cartoon.ap/index.html そして、アルジャジーラはこういうトーンで: More outrage over Prophet cartoons http://english.aljazeera.net/NR/exeres/6C4C58F7-6F84-40DC-82B7-F903D42E38DB.htm 追記: あ、イギリスメディアでその風刺画を転載したのは一紙もないらしい。 SunとDaily Telegraphが問題の新聞を写しているものの、例の風刺画のところはブランクになっているらしい。見なきゃ。 BBCが伝えてます。「Such restraint is unusual in the British media these days - and could set an intriguing precedent. 」だって。 How UK press shapes up to cartoon row http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4677474.stm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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