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2006.11.03
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カテゴリ:エンタメえんた
売れてるというので読んでみた。



太田光・中沢新一 2006 憲法九条を世界遺産に 集英社新書
-http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0353-c/index.html

なにはともあれ、タイトルのつけ方がうまいよね。うーん。やるな。


この2人については好き嫌いいろいろあるだろうけれども、
話してることは「まとも」だとおもったよ、僕は。
まともすぎて「わかるんだけどね、言ってることは」ってな感じはあり。

憲法九条、変えるにしろ、守るにしろ、相当のカクゴが必要だ、というのは
「改憲派・護憲派どちらにも与しないスタンス」からこの問題を語る、
とされるひとびと(それこそ内田樹さんとかね)とかが
前からいってきた話ではあるけれども、
それが非常にわかりやすく展開されているのがこの本のスゴイところか。

まあ、これ自身は面白い本だけれども、
「んで、どうすんのさ?」ってな短絡的な問いの前には
太田・中沢対談はあまりにも美しすぎる過ぎる気がする。
ここから建設的な議論が引き出されていかない限り、
中沢いうところの「修道院」的九条の世俗化の流れは止められないわけで。

あと、対談形式にもかかわらず
お互いに「いやはや、太田さんすごい!」
「何をおっしゃる中沢先生こそすばらしい着眼で!」みたいに褒めあってるのは
なんだかキモチがわるい。
これだったら対談である必要はないよな・・・。

「北朝鮮がミサイル撃ってきたら怖いから改憲しよう」みたいな
あまりにもわかりやすくて、あまりにも短絡な主張に対して、
あるいは
「世界平和のために憲法九条は是が非でも守っていくべき」という
盲目的な憲法信奉の声に対して、
「いや、どっちにしても、もっと本質的なところ、考えなきゃことがあるよね」と一石を投げかける意味で
こういうエントリしやすい本が登場してくるのは意義のあることだと思った。うん。





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最終更新日  2006.11.05 15:19:08
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