|
テーマ:今日聴いた音楽(73703)
カテゴリ:エンタメえんた
ヘッドホンを変えて以来、
2008.02.25 新しいヘッドホンBOSE TriPort TP1SB に気分はほくほく http://plaza.rakuten.co.jp/johndoe/diary/200802250000/ 妙に歌詞が聞き取りやすくなった気がする。 そして気づいたこの曲のスゴさ。 中島みゆき『糸』。 やると怒られそうだけど 家宅捜査にも入られたことだし、紹介用に歌詞をコピペっと。 出典も明記してるから叱られる筋合いはないぞ!(たぶん) --- なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない どこにいたの 生きてきたの 遠い空の下 ふたつの物語 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない なぜ 生きてゆくのかを 迷った日の跡の ささくれ 夢追いかけ走って ころんだ日の跡の ささくれ こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえてた風の中 縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない 縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます --- 野島ドラマ「聖者の行進」(1998)の主題歌(そうだったっけね)、 さらに結婚式でもたまに使われる曲なので知ってる人も多いかと。 で。 一番目を引くポイントである、 人の出会いを糸紡ぎに例えて・・・というのは ま、ありがちといってしまえば、ありがち。 あっさり切り捨てる。 しかし、「やばい」のは 「あなたに会えてよかった♪きれいな布が織れちゃった♪きゃーハッピー♪」 ってな単純な詩に終始しているのではなく、 「織り成す布」として、突然、第三者を視野に入れてくるところであろー。 ここね --- 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない --- 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない --- うむ、やられた。Love is sharingだ。 って、僕が気づいていたのはこのポイントだけだったのだけど、 なんとなく歌詞を探していてさらにやばいことが分かった。 最後のフレーズ、 「仕合わせ」であってて、「幸せ」の誤植ではないんだって。 ここだよ --- 逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます --- 参照: 2017年の未来に向けて(2006/09/03) 「中島みゆきさんの曲「糸」に隠された美しい日本語・・ 」 http://www.matsuaz.com/MacFan/2006/09/03/1157253378641.html 詳細は上のブログで読んでいただければとおもうんだけど、 「仕合わせ」とは「運命の巡り合わせ」という意味なんだそうだ。 なるほど。 ここもまた 「あなた」と「わたし」の出会いという1対1の関係だけで「めっちゃ幸せ♪」 ってなことではなく、3者以上の人間のかかわりが仄めかされてるわけだな。 んでもって、 「仕合わせ」という言葉がそもそも持っている「運命」的な意味合いが 再度、「糸」への相関性にひっかかってくるわけだ。 と、あまり説明を加えると野暮になっちゃうけど、 文学少年きどりしたくなっちゃったので、まあ許せ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エンタメえんた] カテゴリの最新記事
泣けましたー、もうだめ~。
いい歌詞を教えてくれてありがとうございました。 (2008.05.02 19:29:30)
007さん
>いい歌詞を教えてくれてありがとうございました。 やあ、お役に立ててよかった、よかった! 中島みゆき、詳しい訳でもないんですが、 深い世界の歌詞が多いらしいですねー。 (2008.05.04 14:20:30) |