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カテゴリ:じょんどー的めぢあ文化論
記者クラブ制度を守りたい側の人々(=基本、記者クラブに所属するマスコミ)が
どういう理由をもってその主張をサポートしているのか知りたくて調べてみた結果がこちら。 「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」 - http://www.pressnet.or.jp/info/seimei/shuzai/0201kishaclub.htm せっかくだから重要な部分、ちょっとだけコピペしてみよう。 --- 取材・報道のための組織 記者クラブは、公的機関などを継続的に取材するジャーナリストたちによって構成される「取材・報道のための自主的な組織」です。 日本の報道界は、情報開示に消極的な公的機関に対して、記者クラブという形で結集して公開を迫ってきた歴史があります。記者クラブは、言論・報道の自由を求め日本の報道界が一世紀以上かけて培ってきた組織・制度なのです。国民の「知る権利」と密接にかかわる記者クラブの目的は、現代においても変わりはありません。 インターネットの急速な普及・発展により、公的機関をはじめ、既存の報道機関以外が自在に情報を発信することがいまや常態化しており、記者クラブに対し、既存のメディア以外からの入会申請や、会見への出席希望が寄せられるようになりました。 記者クラブは、その構成員や記者会見出席者が、クラブの活動目的など本見解とクラブの実情に照らして適正かどうか、判断しなくてはなりません。 また、情報が氾濫(はんらん)する現代では、公的機関が自らのホームページで直接、情報を発信するケースも増え、情報の選定が公的機関側の一方的判断に委ねられかねない時代とも言えます。報道倫理に基づく取材に裏付けられた確かな情報こそがますます求められる時代にあって、記者クラブは、公権力の行使を監視するとともに、公的機関に真の情報公開を求めていく社会的責務を負っています。クラブ構成員や記者会見出席者は、こうした重要な役割を果たすよう求められます。 記者クラブ制度には、公的機関などが保有する情報へのアクセスを容易にするという側面もあります。その結果、迅速・的確な報道が可能になり、さらにそれを手掛かりに、より深い取材や報道を行うことができるのです。 誘拐事件での報道協定など、人命や人権にかかわる取材・報道上の調整機能も、記者クラブの役割の一つです。市民からの情報発信に対しても、記者クラブは開かれています。 ---(ここまで) すごい! 平易な文体ながら・・・ 主張の理由づけがちっともつかめない。 簡単に言うとこういうこと? 「記者クラブってなんでいるの?」→「昔からあるから」 「なんでみんなが入れないの?」→「なんでも」 あはは。 しかし、 今日のジャーナリズムを取り巻く環境をを世界的にみても 「メンバーしか入れない排他的な記者クラブがないとみんなが困るんだ!」 ってな理由はどこにも見当たらないにもかかわらず それでも「いるんだ!」ってなことが子の長さにわたって書けてしまうのは さすが文章のプロだよね、とか素直に思った(皮肉じゃなく)。 ・・・あ、でも、役所の文章みたいだよね、これ(これは皮肉)。 で、セキュリティ的な事前登録は必要としても、 なんで排他的な今のような仕組みじゃないと困るのさ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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