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テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:じょんどー的めぢあ文化論
しばらくは「不謹慎だ!」といわれるかもしれないけど、
「それぞれが自分のできることで広く社会に貢献しよう」ということを考えるならば 研究者はそれぞれの分野・アプローチから この地震について徹底的に取り上げていくべきだとおもう。 もちろん被害に会われた方の人命救助や 地域の復興支援が優先されるのはいうまでもないことだけど、 いまのうちにしか取れないデータがあるならば、自粛とかせずきちんととっておくべきだ。 そうすることで、「この被害を教訓に」とかいうことが実現できるのではないか? ・・・と、なぜ突然こんなことを言いだしているかというと、 日本で研究者をやっている友人がFBで 「某教授が『この地震で某AV分野の女優が果たした役割を研究しよう』と言っていた。多くの人が死んだのに、こういう人間が生き残っているのは皮肉だ。」 と語っているのを見て、ものすごい違和感を覚えたのだった。 あ、この女優さんっていうのはアジアの某国の成年男子なら かなりの割合で知っているというレベルで絶大な知名度と 人気を誇っているというひとなんだけど・・・ その某教授がどういう雰囲気、真剣さ、文脈で言っていたのかは知らないのだけどさ、 (おそらくかなりおちゃらけてそんなことを言ったので僕の友人は怒ったのだと思う) もし、仮にね、震災という非常時において、日本の在住する某国出身者に対して 避難情報の効率的な伝達や安心感の付与にこの女優が特別な役割を果たしたことが なにかしら仮説だてることができるのであれば その研究はとても面白いものになるだろうし、 学問として社会に貢献することにつなげられるのではないかと思う・・・ (それこそセレブリティ・エンドーサーの研究に新しい側面を与えうるよね。) と、書いたら、 「それはそうなんだけど、まともな神経なら今そういう発想にはなれないよ」 的なことを言われてしまった。 こんなこといえるのは僕が国内にいないからなのかもな、とも思うし、 そういう雰囲気がある、ということもなんとなく理解できるので、 その友人の言うことが間違いだ!とか言うつもりはないんだけど、 何故「そういう発想にはさせない」雰囲気になっているのだろう?と あらたに疑問に思ったりしたので、ちょっとメモしておいた、ということで。 (※「AV分野の女優さん」という書き方になっているのは楽天ブログが直接的な表現をNGにしていて、書き込めなかったからです。そういう機能があったんだねえ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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