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テーマ:木枯し紋次郎(185)
カテゴリ:本を読む
帰って来た木枯し紋次郎を読む
大抵の場合が、素通りだった。紋次郎には、無宿渡世の世界に生きているという意識がない。紋次郎に、生きる世界などないのだ。定まった世の中からはみ出して、ただ生き延びるためにひたすら旅を続ける無宿人にすぎなかった。だから紋次郎は、渡世の世界で食べていこうとは考えない。口にするものがなければ絶食し、泊まるところがなければ野宿する。紋次郎のほうからすれば、親分衆も貸元衆も無用なのである。 ※八幡(長野県飯田市)宮田(長野県上伊那郡) ブログランキング★TV お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.27 06:12:08
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