カテゴリ:印象に残っている人たち!
昨日、野茂英雄がとうとう引退を表明した。
村上雅則氏以来31年ぶり、2人目のメジャーリーガーとなった彼だが、今日メジャーリーグで日本人選手が活躍できる道筋ができたのは、彼の存在なくして有り得なかったのではないか。 実質的なことを考えれば、パイオニアと言ってもおかしくはない。 野茂は「引退する時に悔いのない野球人生だったという人もいるが、僕の場合は悔いが残る」と言ったらしい。 野茂らしい正直な言葉だと思う。 引退に際し、カメラの前でグローブをマウンドに置くような計算尽くのパフォーマンスは、彼はしないのではないか。 そんな真似は、『無愛想なヒーロー野茂英雄』には似合わない。 だからこそ、彼はパイオニアになれた、と私は勝手に思っている。 今日、そんな野茂の生き方を思い出させるような男が我が社にやってきた。 10年ほど前、ある勉強会で知り合ったYさん。 3年ほど会っていなかったが、数人のブログ仲間で始めた勉強会(飲み会?)に私が誘い、また付き合いが始まった。 彼の職業を人に紹介する時は、『農業コンサルタント』と言うしかない。 彼が独立する時に偶然知り合ったので、いろいろと見聞きしているが、やはり食べていくために大変だったようだ。 しかし、ここに来て、漸く時代が彼に付いてきた。 10年前、見向きもされなかった『農業』が、現在見直されている。 いや、見直されているどころか、国の将来を左右するくらいの大問題となっている。 しかし、左右されるような問題にも関わらず、一向に国は有効な策を打ち出せないでいる。 そんななかの孤軍奮闘ではあるが、残念ながら彼の懐が十分に暖かくなることはないようだ。 先日、九州ベンチャー大学での若き日本一の出版プロデューサーの講演CDを聞いたが、こんなことを言っていた。 徹底しているものは伝わり、一貫性を持っている者は支持される。 『一貫性のある変態』の立場を取り続けること。 野茂英雄も農業コンサルのYさんも、『一貫性のある変態』と言えるのではないだろうか。 余談だが、講演の参加者が感想を寄せている。 その中に、同じ勉強会仲間の人力車を引いている神谷商店さんの名前があった(笑)。 この方も立派な『一貫性のある変態』だろう。 最後に、『一貫性のある変態』であるYさんの今後に期待したい。 そして、私も『一貫性のある変態』と呼ばれるようになりたいものだ。 それではまた。 常識人と言うか、至ってノーマル?な私の周りに、何故か変態?変人?が多い???クリックよろしく! 『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ! 会社のサイトです。 こんな仕事をやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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