もう何十年もジーパンは穿かなかったが、夏場バイクに乗る時必要になった。

太っていることもあるが、特に競輪選手をも圧倒？する太もものため窮屈でたまらない。

尤も、競輪選手とは肉の質が違うが（笑）。

おまけに、ライダー用のズボンも嫌がらせとしか思えないほどスリムな奴が穿くようなっている。

ダイエットして人並み？になったと思っていたが、現代の日本人は草食系となり余りにキャシャ過ぎるのだ・・・・・と勝手に言わせてもらう。


そんなことを考えて車は走らせていたら、目の前にある店が出現！。



２Ｌ～８Ｌとはどういうことか。

仕事中だというのに、吸い込まれるように入っていった。

正直に言って、この手の店に今まで入ったことがない。

誰しも俺には関係ない、と思いたいものだ（笑）。


中に入ってビックリ仰天。

ジーパンを試着したら私に合うサイズが中々ない。

「これは大きすぎる。もっと小さいのないやろか」

こう言うと、店長らしき男性がこんなことを言った。

「お客さん、うちではもっと太ってもらわないと」

ガハハッ・・・こんなことは生まれて初めて言われた（笑）。

そして、一番細い！ジーパンを試着して、これでＯＫ。


下着も買おうとしたが、驚くなかれ３Ｌから上しか置いていない。

さすがに買えない。

店の女の子に一言。

「ここでは、俺はスリムやね」

すると、そのちょっと小太りの女の子が「はいっ、そうですね」と笑顔を返してくれた。


それにしても、この店はなんとアットホームなことか。

何か、故郷に帰ってきたような？？？。

生涯３回しか行ったことがないユ○ク○とは、雰囲気が全く違う。

・・・私の偏見かもしれないが（笑）。


しかし、これこそ究極の商品戦略ではないか。

凄いの一言だ。

一番の売れ筋である「普通」を切り捨てるなんて、中々出来るものではない。


「普通」という概念なんて、人と比較するから生まれるもの。

先日書いた比較することの愚かさを改めて実感。


ただ、店を出る時、こんなことが頭に浮かんだ。

「また行こう」なんて思うと、食べて食べて３Ｌ、４Ｌを目指さないといけない。

体型を商品に合わせないとダメなのか、普通の店でもビックサイズの店でも同じとは、どういうこっちゃ（笑）。


まっ、昨日に続いてたわごとたわごと読み流してくだされ。

皆さん、明るく笑って好い週末をお過ごしください！。


それではまた。







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