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2011.01.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
★今日のフォーカスチェンジ♪

ひととしての尊厳を保つこと


このところ、立て続けに
戦争に関わる映画のDVDや
ビデオを観る機会がありました。

なかには、
アウシュビッツに関わるもの、
もう少し古い時代の戦争を
描いたものなどもありました。

そのいずれをも通して、
ひとというものの強さと弱さを、
感じずにはいられませんでした。


とりわけ、弱さというのは、
集団になったときの心理です。

「軍隊」というひとつの
枠組みのなかにとらわれたとき、
あるいは、極限の状況に
追いやられたとき、

ほとんどのひとは、
平常時の自分の感覚を保つこと
ができません。


感覚がどんどんまひしてきます。

平常時の自分であれば、
けっしてやらないようなことも、
平気でおこなってしまいます。

なぜなら、そこではそれが
「正義」とされているからです。

あるいは、それをやらなければ、
自分のいのちに関わるからです。


私自身も、もしもそのような
状況に置かれたとしたら、
どうなるかはわかりません。

当時、戦争に加担していった
ひとびとを、責めたりする
資格はないとは思っています。


いま、日本には,直接的な
かたちでの戦争はありません。

でも、少し前に、
バブルが崩壊したとき、
ひととしての礼を省みない
ような、解雇のやりかたが、
平気で横行したものでした。

いまも、マスコミが何かを
批判すると、それに乗って、
一気に大勢のひとが、同じ
批判を繰り出すというケースを、
しばしば見聞きします。

日常ではけっして口にしない
ような、攻撃的な表現を、
匿名のネット上では語る
ひとたちも、大勢います。


そこには、ひととして、
「自分はどうなのか」
「自分はどう考えるのか」
という視点が、抜け落ちている
ような気がしてなりません。

「みんながやるからいい」
「上(またはマスコミなど)
 がみとめているからいい」
ということを、
理由にするのだとしたら、

かつての戦争のときの心理と、
何も変わらないような気が
してしまうのです。


何も変わっていないのだと
したら、もしも何らかの理由で、
また戦争が起きたとしたら、

同じことを繰り返してしまう
怖れは、充分にあるのです。

同じような、いえ、それ以上の
悲劇を、引き起こしてしまう
怖れは、充分にあるのです。


そんなときに思うのが、
過酷な戦況のさなかにあって、
自分の尊厳を見失わなかった
ひとたちの存在です。

あるいは、極限にありながらも、
自分にできうる最大限のことを
なしたひとたちの存在です。


そのひとたちは、何か
特別な存在だったのでしょうか。

たしかに、ある意味、特別な
存在だったろうとは思います。


でも、同時に、
私たちは、同じ人間です。

同じDNAをもち、
同じこころのはたらきをもつ
人間です。

だったら、彼ら彼女らから、
学ぶこともできるのではないか
と思うのです。


集団(または命令)に
くみしていったひとびとと、
最後まで、そのひとなりの
生きかたをつらぬいたひととは、
何がちがうのでしょうか。

やはり、そこに
「自分がどうありたいか」
という意思が、かかわってくる
ような気がするのです。

もっと言えば、自分が
どんな志をもって生きようと
しているかに、かかわってくる
気がするのです。


志などもっていないよという
ひともいるかもしれませんが、

いま、ある・なしではなく、
そのような自分であろうと、
思いを向けること。

その自分自身を、大切にできたら、
ひとを軽んずるようなことは、
けっしてできないと思います。

それが、ひととしての尊厳を保つ
ことにつながるように思います。


今日のメッセージは、
ちょっと、理屈っぽく
感じられるかもしれませんが、

過去のひとびとが味わってきた、

  いえ、本当は、この現代でも
  世界じゅうの多くの国で、
  ひとの尊厳をふみにじる行為が
  おこなわれているのですが…。

その悲劇を、
繰り返してはならないなあと、

いくつかの映画をとおして、
あらためて感じたのです。


そのためにできる、ちいさな、
でも、とても重要なことが、
自分を大切にすること。

自分を大切にすることをとおして、
ひとを大切にすることを知ること。

そして、それを、いま、
かたちにしていくこと。

そんなふうに思っています。


砲弾の雨が降り注ぐなかで
暮らさずに住む、この日本にいて。

朝、起きたときに、
生きていることを当たり前と
思える、この日本にいて。

できることは、たくさんあります。


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講師/かめおかゆみこ 
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Last updated  2011.01.11 06:27:21
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