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昨日のメッセージ
「神さまは言わなかったよ」 の、続きです。 ★今日のフォーカスチェンジ♪ 意味がないのです。 子どものころ、北海道で 育った私は、冬でも、 よく外で遊びました。 遊んでいるうちに、雪が 降ってくることがあります。 雪は、 肩や腕や手に舞い降ります。 気温が低いので、それは たいてい、結晶のままです。 手袋をはめた手で受け止めて、 いくつもの雪の結晶が 重なっていくのを、私は、 飽かずながめたものでした。 ちなみに、素手だと、 結晶は、あっというまに 溶けてしまいます♪ 雪の結晶は、本当にどれも 一つひとつことなるかたちを しています。 でも、私たちは、それを、 このかたちは正しいとか、 このかたちはまちがっている などとは、考えません。 どれもすべて、奇跡のように 美しいかけらです。 私たち人間も、同じではないか と、最近つくづく思うのです。 まわりを見れば、たしかに まったく同じ人間はいません。 肌の色がちがったり、 背丈や体重にも差があります。 使うことばもちがうし、 考えかたもさまさまです。 でも、私が、子どものころに 雪の結晶を手で受け止めたように、 私たち人間を、てのひらに 載せる存在があったとしたら、 きっと、そんなちがいなんて、 どうでもいいように感じると 思うのです。 いいえ。実際に、 地球の外からながめてみたら、 ちがいなんて、ほとんど わかりはしないのです。 つまり、区別も差別も、 意味がないってことです。 宇宙の法則はひとつです。 「見つめたものが拡大する」 ちがいを見れば、 ちがいが見えてきます。 つながりを見れば、 つながりが見えてきます。 見つめる方向がちがうだけで、 そのもともとにあるものは、 何も変わりはないのです。 そして、実際のところ、 ちがいが、ちがいが…と 言い立てたところで、 私たちは、もともと、 すべてつながっているのです。 ビッグバンの昔から はじまった宇宙は、いまだ、 一瞬たりとも、途切れた ことはありません。 ときの流れは、その 150億年前から、ずっと 流れつづけているのです。 いまある私たちのからだも、 その150億年前に創生された、 そのつながりでできています。 いまもなお広がりつづける 宇宙の先端も、 いま、自分のまわりを囲む 空気も、同じ宇宙の ひとつながりの空間なのです。 どこも、区別できないのです。 まして、差別なんかしたって、 まるで意味がないのです。 そういえば、宮沢賢治の 「どんぐりと山猫」のなかに、 どんぐりたちが、 誰が一番すぐれているかを 主張しあう場面がありました。 「一番おおきいのだよ」 「背が高いのだよ」 「とがっているのだよ」 いまにして思うと、 それは、まさに人間の 縮図でもあったのですね。 どうでもいいことで、 自分を主張して、 相手をおとしめている。 宇宙のおおきな視点から、 それを見るとしたら、 なんておろかしく 見えることでしょうか。 賢治の作品では、そのとき、 山猫が一喝します。 「一番ばかでめちゃめちゃで、 頭のつぶれたようなのが 一番偉い!」 すると、どんぐりたちは、 しーんとして、ひとつに 固まってしまうのですね。 私たちも、いつか、 おおきな誰か(誰でしょうね?) に一喝されて、しーんと ひとつに固まってしまう前に、 気がついたらいいのではないか と思うのです。 区別も差別も意味がないよ。 すべてはつながっているんだよ。 ひとつとして同じかたちのない、 雪の結晶を楽しんだように、 私たちも、ただ、ちがいは ちがいのまま楽しんだらいい。 本当に、宇宙の流れのなかの ほんの一瞬に、 何を感じ、何を受け止め、 何を楽しむか。 それが、生きるっていうこと じゃないかと思いますから。 ●今日の記事、心にひびいたよ~というかたは、 よかったら、↓クリック↓していただけると、うれしいで~す♪ ≫≫≫≫≫ ≪≪≪≪≪ (クリックするだけで、ポイントが加算されます) 世界の医療団 ひとことメッセージが添えられます。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* ★「聴きかた」は「生きかた」★ 連続講座「『聴く』を磨く」第6期(全6回) *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 日時/全6回(いずれも火曜日) 2011年1月25日、2月8日・22日、 3月8日・22日、4月5日 (いずれも19時30分~21時30分) 会場/カフェ・ミヤマ渋谷東口駅前店5号室 講師/かめおかゆみこ 詳細/こちら! 問い合わせ/こちら! お申し込み/こちら! -------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2011.01.13 07:26:20
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