|
テーマ:PDAの選び方(421)
カテゴリ:モバイル
Kapperです。
今回はLinux向けの軽量デスクトップ環境として 広く使われておりますLXDEをちょっとだけ軽量化しようと思いまして カスタマイズしました結果をネタにします。 ●LXDEとは LXDEはLinuxの軽量デスクトップ環境であり、 Openbox上のWMから軽量パネル、Toolアプリを組み合わせた環境を用い Gnome、KDEに比べ非常に高速に動く為に 多数のディストリに採用されております。 また自動ランチャー等により初心者でも簡単に使えるのが長所です。 ただ、標準でまだ80MB程のメモリおよび常駐アプリがあり、 さらに軽い環境を求める方々もいるのも事実です。 ●軽量化カスタマイズ LXDEは手軽で高機能な為、非常に便利で GnomeやXfceから置き換える方も結構います。 ただし、コアのlxpanelや 1、不要なランチャー、パネルアプレットを外す LXDE標準では多数のランチャー、アプレットが乗っていますが 常駐させる必要はありませんので不要なら外してしまいましょう。 まず外すランチャー、アプレット上で右クリックしまして、 右クリック → パネルから "~" を削除する もしくは パネルのアイテムの追加、削除 にていらないアイテムを削除しましょう。 特にCPUモニタやタスクトレイ、ワークスペースなどです。 2、デスクトップ、パネル上の画像を外す パネル、デスクトップに標準で画像ファイルが貼ってありまして、 表示する為に常に常駐する形になっております。 画像はあっても良いですが、パネルの画像とかは別に無くても良いです。 外してしまいましょう。 右クリック → パネルの設定 → 外観 → 背景 → システムのテーマもしくは無地の色 右クリック → デスクトップの設定 → 外観 → 壁紙 殆ど変わりませんが、 少しは軽くなるはずです。 3、Window Managerの変更 WMを標準のOpenBoxと切り替えた後に Conkyで起動直後のメモリを測ってみました。 意外にもOpenboxは健闘してます。 他のWMが二重ランチャーになるので、 その分、割りを食っていると考えられます。 タイル型のratpotionは流石に軽いのですが、 タイル型+LXDEランチャーは構造上使えませんw 個別で使った方が良さそうです。 WMの変更方法は下記となります。 sudo gedit /etc/xdg/lxsession/LXDE/config にて下記の項目を書き換えます。 [Session] window_manager=openbox-lxde → window_manager=blackbox 再起動する前に忘れずに切り替えるWMをインストールしましょう。 一例として sudo aptitude install blackbox 切り替えて再起動したときのメモリ消費量が下記です。 切り替える際にはWMランキングを参照下さい。 icewm 62.72MB Openbox 62.72MB fluxbox 62.72MB blackbox 62.16MB twm 63.48MB ratpotion 61.73MB 体感的にはBlackBoxかFluxboxでしょうか。 ●まとめ 大きな改善効果は期待できないものの、 LXDEの機能を残したまま、ほんの僅かに軽量化できます。 Netwalkerみたいな環境上なら効果はあるはずです。 動画再生や重負荷環境では訳に立ちます。 是非一度試してみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 8, 2011 07:37:53 PM
コメント(0) | コメントを書く
[モバイル] カテゴリの最新記事
|