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カテゴリ:モバイル
Kapperです。
ARMのTegra2搭載のDynabook AZがUbuntu正式対応となりましたので、 つい折角だから購入してみました。 勿論Ubuntuの実験用として使います。 ●Dynabook AZとは Dynabook AZとは東芝のAndroid 2.1端末でノートブックタイプです。 省エネ、長時間タイプで2.2にアップデートする事でFlash playerが使える事が長所です。 Youtube、ニコニコ動画もぬるぬる動作します。 デュアルコアなTegra2 1GHzを搭載しておりまして Netwalkerを含めた旧式ARM機種と比べましてかなり高速です。 Ubuntu 11.10にてついに正式対応しました。 コミュニティー正式対応は大きいです。 さくさくなAndroidも勿論良いですが、 KapperとしてはUbuntu端末として使っていきたいです。 ●Ubuntu Linux 11.10インストール 英語HPですが、こちらにインストール方法が解説してあります。 Androidのデータを削除してしまいますので バックアップを自己責任で忘れずに。 バックアップはこちらを参考下さい。 ・用意するもの 1、Ubuntu LinuxをインストールしたPC 1台 2、Mini-usb cable 1本 3、1GB以上のUSBメモリ、SDカード まず上記のUbuntu本家HPからインストールファイルを x86のUbuntu Linux上でダウンロードします。 http://cdimage.ubuntu.com/releases/11.10/release/ubuntu-11.10-preinstalled-desktop-armel+ac100.bootimg http://cdimage.ubuntu.com/releases/11.10/release/ubuntu-11.10-preinstalled-desktop-armel+ac100.tar.gz その後、nvflashのパッケージをインストール こちらから http://ac100.grandou.net/nvflash#debian_ubuntu_package もちろんそのままインストール。 $ cd /tmp $ wget http://share.grandou.net/debian/nvflash/nvflash_20110628-2_all.deb $ sudo dpkg -i nvflash_20110628-2_all.deb 完了したらAZをシャットダウンして電源を落としてから、 Mini USBケーブルでx86のUbuntu PCと繋ぎ、 CTRL + ESCを押しながら左上の電源ボタン長押し。 するとディスプレイは表示されませんが真ん中の白色LEDの電源ランプが付くはず。 その後次のコマンドでx86上からブートローダーを上書きします。 sudo -s cd /tmp nvflash --bl /usr/lib/nvflash/fastboot.bin --download 6 ubuntu-11.10-preinstalled-desktop-armel+ac100.bootimg ちゃかちゃか文字が表示されて終了したらOKです。 でAZを再び電源長押しでOFF。 次に用意したUSBメモリ、SDカードの一番上のフォルダに ubuntu-11.10-preinstalled-desktop-armel+ac100.tar.gz をコピーして挿しておきます。 挿したらCTRL + ESCを押しながら左上の電源ボタン長押し。 起動してUSBが認識されれば自動的にUbuntuのインストーラーが立ち上がります。 後は日本語設定とネットワーク設定をマウス操作で数回行えば インストール開始して無事Ubuntuが起動します。 無事Unityの画面が立ち上がればOK。 無線LANもカメラも認識します。 ●まとめ ひとまずUbuntuのインストールまで完了しました。 Netwalkerに比べるとかなり速いです。 さすがにTegra2 1GHzは体感速度が違います。 次は恒例のBOINCベンチマークを測ってみます。 Androidが削除されますので基本自己責任で。 後、こちらの情報もNetwalker実験所と共有していきます。 やることは同じなのでどちらの情報を読んでも同じ様に出来る形にしていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 27, 2011 12:35:56 AM
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