|
テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:イタリア生活
早速「永誠(ながまさ)」という名前をワイルドに書いて送ったんだけど、生まれてくるのは女の子だそうで・・・。また考え直してみた。
「久実(くみ)」かなぁ? それがいちばん普通っぽいよね。 何でも、彼、夢見たんだそうだよ。 夫婦で(って言うか、結婚してないけど夫婦って言って良いの?)長い長い廊下を歩いていたんだって。周りには沢山の人が仕事していて(ドアを直したり)、そんななかをずっとずっと進んでいったら、奥に揺り篭があって、中に女の子がいたそうな。で、その子の名前が「君に永遠に誠実でいるだろう」という意味の日本語の名前を持った子だったそうで・・・。 でも、目が覚めたとき、その名前忘れちゃったんだって。ありがちだよね、夢でこういうこと。 昨日お昼にテレビをつけたら、どの局でもニュースの時間じゃないのにニュースをやっている。ジャーナリストは皆黒・もしくはそれに近い地味な服。「ローマ法王のために祈りを」、という話を聞いて、亡くなったのかと思ったら、昏睡状態、というニュース。 いや、昏睡状態じゃなくて法王の意識はしっかりしている、と後で訂正のニュース。 昨日は一日中、法王のニュースばかり。 老衰だよね、あの歳じゃ。徐々に徐々に身体の機能が衰えていっている、見込みはない、って昨日の夜の時点では言っていた。 イタリアに住んでから、法王を見る機会が多くなった。もちろんテレビなどで。 見るたび、あんな老体で頑張るなぁ、と思った。頑張らされているだけかな、とも思ったけど、どうやらローマ法王自身が具合の悪いときでも、押して一生懸命職務をこなしていたらしい。 私、自分のおじいちゃんがああいう状態なら、働きになんか出さないよ。でも、法王はそれを励みに生きてきたんだろうな。頑張らなきゃ、って気力で。だからこそ見るに絶えないヨボヨボな法王だけど、今まで頑張って生きて来たんだよね。 私はあんまり法王が好きじゃない。法王のこの発言さえなければ、イタリアという国はもっと良くなれたのに、って思うシーンが幾つもある。この国に暮す以上、不便でならない、不愉快に思う、ということは、ない方が良いに決まっている。 でも、功績をしてきたことは確かだし、こうやって最後まで頑張った姿、凄いと思う。気力の賜物だよ、あれは。 老体に鞭打って各地へ旅したりしてたけど、そんな重労働からもようやく開放されるんだな。 最後の旅くらいは楽な旅であることを願おう・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イタリア生活] カテゴリの最新記事
|