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テーマ:中国・香港映画が熱い!(655)
カテゴリ:中華電影(香港・中国・台湾)
ジェット・リーが二十世紀初頭、実在の武闘家霍元甲に扮する。天津一の名声と勝利のみを求め続けた男が犠牲を払い、真の武道精神に目覚め、中国人の誇りを取り戻すために海外列強国からの闘士達と戦う。
リーの辮髪の似合い具合は言うまでもなく、描かれる試合の数々は天津時代の空中武舞台や一対多数、定番の酒場一軒壊しながらの戦いから上海での対巨漢レスラー戦、槍同士、刀同士を、そして武道精神を理解し、敬意を表した上で対戦に臨む中村獅童戦(前半は三節棍対日本刀、後半は素手と一粒で二度おいしい)まで趣向を凝らす。 惜しむらくは主人公の性格描写が優等生過ぎか。慢心時も弟子取り巻きにちやほやされ、身代傾けて金ばらまいたぐらい。史実は知らねど、格闘技の世界でましてや面子がぶつかりあう中国人の中で中国武術の協会を作り上げるくらいなら、実力は当然、それと共にある種の人間としての「あくの強さ」はつきものと思うが(それこそ、極真空手の大山倍達、力道山、猪木にしろことごとくそういう点は備えているもの)。 なお、エンディングテーマをあのジェイ・チョウの新作から日本の何ともしれぬバンドの内容ともマッチせぬ曲に差し替える決定をした方へ一語。おそらく同様の発言はネット上を飛びかってるだろうが…。 「お前は日本人の恥だ!」 そして、こちらが四月発売、ジェイ・チョウの曲収録のDVDであります。 参加しております。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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TBありがとうございました!
いやぁ、これは、、、 李連杰の最高傑作だと思いました。 ほんと、エンディングソング、残念です。 またよろしくお願いしますね。 (2006年03月24日 17時30分47秒)
猫姫少佐現品限りさんへ
>TBありがとうございました! >いやぁ、これは、、、 >李連杰の最高傑作だと思いました。 >ほんと、エンディングソング、残念です。 >またよろしくお願いしますね。 こちらこそ、よろしくです。自分、記事の方では主人公像には難付けてますが、李連杰の理想の武道家像はこうなんでしょうね。 (2006年03月28日 18時00分46秒)
ロハンさんへ
>ジェイ・チョウはどんな曲だったんだろ。 >DVDにはそっち収録して欲しい。 ----- 日本でのコンサートでもジェット・リーのメッセージが流れたりと、ジェイ・チョウ本人も力を注いでいたようで…それが申し訳程度にCMなどのキャンペーンソング扱いですからね。少なくともDVDでは元に戻してほしいですね。 (2006年04月12日 10時15分13秒) |
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