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カテゴリ:プロレス・格闘技
開始前にさくらさんのMC。対抗戦へのこだわりを語り、横浜大会では世界大戦がやりたいと韓国代表としてレフリーで来ていた李日韓さんにオファーする。そして春日選手と歌合戦。どちらがアイスリボンテーマ曲にふさわしいかを競っているそうで、さくらさんは前日敗れ、今日は新曲で勝負。チェリーの年齢不詳など選手の小ネタを盛り込むさくら、最寄り駅など大会の基礎情報を折り込む春日。拍手は春日が勝る。また新しい曲を作ってきてください、今度はロック調で、とシャウトの真似までしてみせる余裕の春日。 入場式後に零対チェリー。チェリー、格闘美での零の裏切りを追及するもしらをきる零。「信じてたのに」とマウントを取りながら叫ぶチェリー。回転エビ固めでチェリー勝利。零選手は初めて試合を見る。 聖菜対りほ。小六対小三の実の姉妹対決。身長など倍近く違う二人。母親も観戦とのこと。姉らしく、あまり攻めずに受けに撤する聖菜だが、なんと、りほがにこにこクラッチでまさかの勝利を収めてしまう!勝ったりほはそのまま真琴と対戦。二人は共にNEOでのタッグ対決でデビューという因縁の相手。連敗街道の真琴だが、相手は一試合終えたばかりの小学生。初勝利なるかと思いきや、飛び付き回転エビ固めで五秒で何もできぬまま敗れる真琴…。ある意味、それもすごい。 春日対ひかり。相手は小学生だが、長身であり、春日とさして変わらず。大人の意地で前腕パンチなどは倒れずに受け切ろうとする春日だが、前蹴りのはりきりキックなどには苦戦。が、ジャックナイフ式逆さ押さえ込みで勝利。 第二部、唯一の男子の試合、リボン高梨対大家健、前半五分はバックを奪い合うなどグランドの展開。そしてチョップの打ち合いありで最後は高梨の蹴りが大家の頭部に次々、ヒット。 敗北後、立ち上がり、鼻血を出しつつもがんばれ、俺!でしめる大家であった。この距離で見るとさすがに迫力ある。 メインは堀田、椎名組対元気、希月あおい組。かつての全女の若手時代、タッグを組み、堀田に絞られ続けた椎名。そのあたりをクローズアップしてみせたさくら、その思惑はあおいが堀田の心をひきつけることができるかにある。堀田はガウン着用、チェーン持参し、開始早々、あおいの首をチェーンでまき、引き回して場外戦を展開。 前月の豊田参戦しかり、元全女の一線級は存在感からして違う。試合は堀田も新人育成ムードに。自分をボディスラムで投げんとするあおいへ檄を飛ばす。あおいの攻撃を真っ向から受けては返す。本当にあおいは幸せ者である。 元気、堀田の絡みも迫力。椎名への攻撃を堀田が代わりに受け、椎名が「堀田さん」とハグするどこかで見た友情パワーな場面も。 最後は椎名、あおいのジャンピングラリアットを軸とした攻防。椎名がジャンピングラリアットを決めてフォール。17分35秒。 試合後は堀田がロングマイク。さくらを元川と呼び、全女参戦時代を振り返る。あおいのような選手を育成したことを讃え、アイスリボンという場を「あれこれ言う奴はまず見てみろよ」と支持を表明。あおいにも声をかけ、気持ちの在り方の大切さを伝授。 さくらさんからは堀田選手との喫茶店での三時間トークで堀田さんこそ無気力なのではと女子プロレス界のベテラン勢の在り方に問題提起したことをも告白。そしてアイスリボンこそは最も熱いと断言してみせる。 その発言を納得させるだけのものは確かにありました。いいもの見たな、と満足。ラストにはバックステージ出入口の幕が落下、それを堀田が支えるなんてあまりにアットホームな場面もあり、それもまたアイスリボン。 写真は撮影禁止なので、そうだよな、さくらさんの全女参戦がそもそもあってだよな、というわけで当時の元川選手のサイン色紙をば発掘、紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月06日 18時22分32秒
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