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本作はパン兄弟がハリウッド進出を成し遂げての一作。製作はサム・ライミ。 田舎の農場へ居を移し、ひまわり栽培をはじめた両親とクリステン・スチュワートの姉、幼い弟の一家。だが、その屋敷では過去に知られざる忌まわしい事件が発生していた。 ことばを失った幼い弟が視線で追い、指し示す何か。消えない壁のしみ。視界をよぎる人影。農場にはびこるカラスの群れ…。こういったあたりの描写はもうパン兄弟、手慣れたもの。特に母親がベッドメイキングをしている時にふわっと持ち上げたタオルケットの陰にうすぼんやりした足だけが浮かび上がるのを弟だけが観ているシーンなど、こうきたかとぞくりとさせるシーン。されども、話自体は結局、こうなるかなと思ったオーソドックスな幽霊屋敷話に終わる。 ユニークなのはこの一家、ことが終わり、だいぶ命にも関わる思いを家族それぞれがしたのにもかかわらず、この屋敷に住み続けてる(笑)。幽霊屋敷で、一番怖いのは引っ越す金の有無という経済的条件であるということか(爆)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月17日 05時43分32秒
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