もっとがんばりましょう。
洋画の大作が日本公開!ってなった時に、ほぼ確実に「??!」ってなる。日本語のタイトルが“ダサい”のだ。ネットで検索かけても『ダサい邦題』という括りで結構取り上げてる人が多い。それだけツッコミどころ満載なんだろう。海外ドラマが好きなのでよく観るが、新しい作品を知った時に、邦題が親切にも付いててそれがダサいと一瞬観るかどうか迷う。洋画に限らず洋楽の邦題も負けてない。【翻訳者の】こ れ は ひ ど い 洋楽の邦題 まとめ【戦い】参照。 https://matome.naver.jp/odai/2128489108007452301Wham!の「Wake Me Up Before You Go GO」とか、「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」だもん。ウキウキって!確かにジョージ・マイケルはウッキウキ♪に唄ってた。だからって、そのまんまかい!まー、キャッチーでインパクト(と言うよりパンチ)があれば、とりあえず売れるからいい。そんな投げ遣りな感じがしないでもない。わざとダサさを狙っているのだとすれば・・・なんかもう、“目的”が違ってる気がする。作品をちゃんと評価してもらいたいのか、ただ単に、ダサいと指さされても話題になりたいだけなのかという・・・。個人的には、原作や脚本のオリジナルのタイトル通りがいい。たとえその意味が解らなくても、今じゃ自分で調べたりもできるし、タイトルが分からないなりに他の部分できちんとアピールすれば、興味を持つ人はいくらでもいると思う。むしろ「どういう映画?タイトルどういう意味?」と思ってもらう方が、効果的なんじゃないのかな。変なタイトル付けられると、その変なイメージがこびり付いて、正しい判断ができないと思う。だから、どんな作品も誰かのセンスの悪さを押しつけられたりせず、先入観無しに素の状態で向き合いたい。またまた昨日の内容を引き摺ってて、もはやロケンロールおじさん家族のファンレベルなのかも(そうでもない)と自分でも怪しんでるが。昨日今日の各局の放送やネット記事を見て、ものすごく気になった事がひとつ。也哉子さんの素晴らしい挨拶の言葉の最後を飾ったあのセリフ。Fuckin' Yuya Uchida,don't rest in peacejust Rock'nRoll!! この意味を様々に受け取り、日本語訳してるのだが・・・どーしょーもなくダサい!!中にはスラングの放送禁止用語が含まれるからなのか、その部分を消して紹介しており、そのせいで、也哉子さんの名台詞が台無しに。不思議な父親と娘の関係性や渦巻く想いを、他人がバッサリ斬り捨てるもんだから、味のないただの英文になってしまった。これでは、彼女や家族に失礼だ。何も気にせず、英語のまま流してしまえばそんな誰も五月蠅いことは言わないだろうに。しかも残念だったのが、日本語訳が和訳ソフトで変換したまんまみたいにダサいし、娘の想いとまるで違ったものになってしまった。物語のように丁寧に発せられた彼女のあの話を全部ちゃんと聞いた上で最後の台詞を聞けば、ああいう日本語訳には絶対にならない。私は翻訳はやったことはないけど、戸田奈津子さんのような翻訳家になるにはどうすれば・・・と英語を学んでいた頃、チラッとだけ考えたことがあった。それに海外ドラマ好きなので、日本語訳にはそこそこ“こだわり”が強い。私ならFuckin'を消したりしない。彼女の想いやロケンロールおじさんのイメージをちゃんと踏まえて言葉にしたい。justを間違っても「ただ」とか、教科書通りに直訳したりはしない。何も解ってない人が、ただ言葉まんまを見てテキトーに日本語をつけたんだなぁと、ガッカリ。あんなにイイ『お別れの会』を興ざめにしたのは、やはりマスコミだった・・・ということ。『事実を正確に伝える』ことがマスコミの使命だと思うのに、それをせっかく動画で捉えてもきちんと活かせない(表現しきれない)なんて・・・そんな素人みたいなママゴト仕事の仕方でも、私よりは誇れる地位に就き、高い報酬なんだから・・・最近のマスコミは楽でいいよなぁ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ピエール、ゴーン・・・もう一体どこの国の話よ?」