カテゴリ:政治・社会・ビジネス
英国のヘンリー王子のイラク派遣が見送られることになった。 王子を狙った専門部隊が敵方に組織されたりと、本人及びその周囲の部隊のリスク が必要以上に高まるという理由とのこと。 「地位のあるものはそれなりの責任を果たす」というプライドには敬服する。 フォークランド紛争のときも、チャールズ皇太子(当時)がヘリに乗っていた報道は 印象に残っている。 もちろん、万全の体制を敷いてはいるのだろうが、行動で示す点が大事だ。 翻って、「地位のあるものは地位を利用して立ち回る」という事例が多すぎる日本。 政治家も企業経営者にも、あまりに恥知らずが多い。 原因は、当人ばかりではない。そういう連中に阿る、本来苦言を呈すべき立場の配下、 しかも、身体も頭も効く現役世代の責任も大きい。 頭のいい奴ほど、ああでもないこうでもないと、自分と自分の親分、帰属する団体を 擁護し、自己肯定を図る。 真に他者の信頼を得るのは、事実(行動)に拠るしかないはずなのだが。 そういった意味で、形骸化しつつあるとはいえ、英国王室のプライドを感じる報道だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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