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2010/01/28
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 勤務先が直接投資している、中国の現地法人の担当者の教育を頼まれ、
 いくつかの専門分野について、計6時間程時間を割いた。

 十数年前、この現地法人の立ち上げの時も、延べ60人位の幹部候補
 採用者の教育も担当した。

 私は研修を専らとするセクションにいたことはないのだが、研修室に頼まれる
 ことが多く、なるべく時間を捻出して、対応することにしてきた。

 今になって考えると、熱意を持って研修を行った”生徒”のうち、95%が離職
 している。

 「日本で研修を受けた」だけでもキャリアになるらしく、研修後すぐに転職して
 しまった者も結構いるようである。

 数年前、私が作成したテキストの一部が、そのまま、別の現地法人への
 ”提案書”に使われていることを知り、呆れてしまった。

 もちろん、研修に際しては、この手のことも考慮して、そのままパクれないように
 つくるのだが、「資料をくれ、資料をくれ」とあまりうるさいときは、つい、より具体
 的な資料を渡してしまうこともある。 (もちろん、機密保持レベルは維持して)

 そんなこともあって、このところは研修を引き受けても、あまり突っ込んだことは
 話さず、資料も、当り前の物しか渡さないようにしている。

 こんなことでは、もちろん、現地法人のレベルが上がるはずもなく、結局、労働
 コスト抑制手段としてしか、捉えられていないのが実情である。

 もちろん、他の企業ではうまくやっているところもあると思うが、私の勤務先は
 本来、内作の歴史が長い製造業で、海外生産は不得手である。

 また、コストだけで勝負する製品でもないだけに、「流行りに乗った」だけの中国
 展開は、損益上も全くメリットが出ていない。

 同じように研修や、サポートを引き受けた、他の国、例えば、ヨーロッパの現地法人
 などは、順調に伸びていることを考えると、やはり海外展開は「相手」を選ぶべきで
 あり、相応の「覚悟」が必要なのであろう。
 





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Last updated  2010/01/31 11:37:15 AM
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aki@ Re:ブラス万年筆 F字 / トラベラーズカンパニー(03/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
kirk1701@ Re[1]:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) akiさん、返信遅くなり申し訳ありません。…
aki@ Re:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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