カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
私にとって、五稜郭は土方先生が最後に籠ったところ・・・という認識しかなく、 もちろん、知ったのも「燃えよ剣」を読んだ高校生の頃である。 この作品は、昭和45年に北海道東部で発見された、100年以上前の二体の 「頭蓋骨のない人骨」の報道から始まる。 その人骨が生きた時代にはそぐわない、副葬品(ビール瓶など)も発見された 事実から、作者が想像力でストーリーを仕立てたものである。 時代は昭和から明治初期に遡り、土方先生戦死後、降伏間近の五稜郭に。 降伏を潔しとしない、それでも、強烈な不屈の戦意を持ったわけでもない、 旧幕軍の兵士二人が、五稜郭を脱出し、物語が始まる。。。。 読み終わって、私は「明日に向かって撃て」を思い出した。 そう、まるで西部劇、それも70年代の、アメリカン・ニューシネマのような なんとも言えない切なさを感じつつ、それでも、なぜか爽やかさを覚えた。 これって映像化されたのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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