カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
北方謙三の長編小説、「水滸伝」の続編である。 やっと13巻まで辿り着いた。 すでに15巻で完結しており、安心して読み進められる。 発刊を待ちながら読むとダラダラしてしまう一方、先が知りたくて、 ついつい読んでしまうジレンマがここ数年続いていた。 北方謙三は、若い頃は正直、興味もわかない作家だったが、「三国志」を 読んでからは、男心をくすぐる文章に、魅かれた。 かなりの調査もしているらしく、過去の三国志作品と比べて、遜色ない どころか、かなり面白いと思った。 そして、「水滸伝」 終盤は、まさに挽歌の調べが聞こえてくるような作品として完結したが、 物語は、この「楊令伝」に引き継がれた。 水滸伝と併せて、単行本34巻という長編が、どう完結するか? 速読を、敢えて抑えて、じっくり楽しみたい。 朝稽古のおかげで、読書の時間が減り、年頭所感に記した読書量は こなせそうもないが、読みたい本は山ほどある。 小説もそうだが、我が家秘蔵の「壮神社」から昭和初期~中期に 発行されていた、武道関係の書籍の復刻版なども、じっくり研究したい ものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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