カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
稽古メンバーから借りて、幾つかの作品がまとめられたものを読み、 いままで、氏の作品を読んでこなかったことが悔やまれる。 現在は、「自選作品集12」の「遠い日の戦争」を読んでいるが、 別の著作で、氏の「言葉」ひとつにかんするこだわりと、調査、 「これはおかしい」と思ったら、長い時間を掛けて書き上げた原稿を 焼いてしまうような、徹底した史実へのこだわりは、ノンフィクション 作家という範疇を超えた、学者のような存在である。 といって、読みにくい文体かといえば、そんなことはなく、主人公 (取材対象)が目の前にいるような存在感と臨場感で、頁をめくる手が どんどん速くなってくるような文章である。 残念ながら、2006年に既に他界されているが、残念である。 まだまだ未知の書籍が多くあり、改めて、自身の浅学を恥じ入った次第。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/15 06:22:19 AM
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