テーマ:ニュース(99411)
カテゴリ:政治・社会・ビジネス
以前も書いたが、どうしてこんなに幼稚な報道ばかりなのか? 「円高=輸出企業の業績悪化」という単純な理論は成立しない。 大手であれば、海外調達を増やしてヘッジしているはずだし、 ドル建てばかりで取引している企業なんて、聞いたことがない。 問題は、海外へ発注した方がコストダウンになり、原材料を自己調達 していない、国内の下請け企業などの場合は、受注減によるダメージ はあるだろう。 これには、従来からある中小企業対策を洗練・予算規模を拡大すれば ヤル気ある企業の自助努力を支援することは可能ではないだろうか? 原資は、日本の国際収支黒字である。 そもそも円高の理由の一つが日本の国際収支黒字である。 輸出という、ビジネスの「ひとつ」がダメでも、直接投資を始め、 他では真っ黒(字)なのである。 こちらから、徴税すれば、原資は出来るのでは? さらに、「ミスター円」が言っているとおり、バンバン貨幣を刷る のは、効果的だと思う。 円高のその他の理由の中に、マーケット及びその背後にいる連中が 日本を毟ろうとしていることがあると思う。 その連中に、冷や水を浴びせるには、増刷が一番ではないだろうか? 今回は、バブルの時とは異なり、「成金」ではない良質の日本企業が 円高を利用して、冷静な海外企業の買収を行っているようでもあり、 政治は死んでいても、経済はまだ大丈夫と安心している次第。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/21 12:50:14 PM
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