テーマ:天文(606)
カテゴリ:星・天文
自動導入機能などを司るコントローラー。
1980年代、日本のビクセン始め多くのメーカーが自動導入を競ってきたが、 ビクセンがモニタを大きくし、初心者に優しい方向に走る一方、セレストロン、 ミードなどの海外勢は、この2行程度のモニタで抑え、他の機能(星図ソフト との連動など)は、PCとの接続によって果たす方針で一貫している。 PCなしで全て完結するが、コントローラーが肥大してしまうビクセンだが、 これは社長が「企業理念に沿った判断」と公表しており、メーカーの姿勢として 大いに評価できる。 その点は、ミード、セレストロンも同様だ。 老舗のタカハシなどは、世の中の勢いに押されてTemmaなどを出し、私も使って いたが、デザイン、機能とも評価できるレベルではない。 「自動導入が必要な非熟練ユーザーは相手にしていない」ということだろう。 このSky-Watcher(Synta社)に関しては、デザイン・機能ともほぼ他社のデッド コピー品である。 エアガン同様、幾つかのメーカーの「いいとこ取り」である。 おかげで全くマニュアルを見ずに、ファーストライトを行うことが出来た。 例によって、カタログに表記されている精度には程遠い導入精度。 中華製品のカタログ値は「メーカー願望」という事実を再確認できた。 「ステッピングモーター搭載」ということが購入動機だったが、この動きなら 例えばビクセンのATLUXなどのDCモーターの方が、遥かに滑らかである(笑) ちなみに、ファーストライトの折り、「物干しざお」(三脚)を縮める際、 あまりの嵌め合いの悪さに力を入れ過ぎた挙句、親指の付け根を挟んでしまい、 内出血してしまった。 悪口ばかり書いているので、中華製の呪いを受けたか?(笑) せっかく褒めるところも一生懸命探していたのに・・・。 P1070966 posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/03/18 05:22:32 AM
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