テーマ:天文(606)
カテゴリ:星・天文
3月末あたりから、気流こそ安定しているものの、薄い雲に覆われることが
多く、観望環境は悪い。 例年この時期はそうなのだが、たまにスッキリ晴れても「黄砂」の影響で 透明度は悪く、イライラが募る。 具体的に言えば惑星動画を撮影しているLumix LX100で2月には ISO800程度で撮影出来ていた木星が、ISO2000程度まで上げないと 同じ明るさにならない、というくらい酷い。 さらに深刻なのは、対物レンズや補正板などに付着する黄砂に含まれる様々な 化学物質や金属物質である。 今年の黄砂は、より眼に来るようで、体感的に昨年までとは違う。 中国はここのところ、過剰設備投資となっている古い設備をバンバン爆破して いることは報道されているが、その中になにか昨年までとは異なる物質が入って いるように思える。 何から何まで迷惑な国である。が、黄砂は実際に飛んでくるので対策を講じる 必要がある。 大活躍するのはカミサンに分けてもらった家庭用ゴミ袋。 数回で使い捨て(普通のゴミ袋として使用)にしているが、この「薄さ」が 非常に良い。 固定は洗濯バサミで挟むだけで非常にお手軽である。 望遠鏡自体のキャップを外し、観測状態のままこれを被せておけば、袋の薄さ ゆえに外気順応はしっかり出来るので、必要な時だけレンズや補正板を外気に さらせばよい、ということになる。 それでも、勿体なくて使えない鏡筒もあり、本当に迷惑な話だ。 IMGP0285 posted by (C)kirk1701 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/05/06 04:00:09 AM
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