カテゴリ:武道・スポーツ・健康
一時期は興行的に成功したものの「創業者」の石井氏の逮捕により、 例によってスポンサーのいかがわしさなどが露呈し、ブームも下火に なっていたK-1だが、中量級は興行主も刷新され、地味ながら存続 しているキックの選手も参加し興行的にもそこそこ成立している。 現在の中量級の選手は以前のような話題だけではなく、新空手などで 子供のころから打ち合う競技に慣れている、基本の出来た選手が多い。 それが逆に一時期のような「実力差による興行的な派手さ」を奪い、 目の肥えたファンのみが楽しめる種類の興行になっている。 この方が選手の育成も期待でき、結局は正解かとも思う。 今回は外国人選手対日本選手という8名のトーナメントだったが、 記者会見で「色物」を演じていたベテラン城戸泰裕が、まさかの 決勝進出。 優勝はチンギス・アラゾフ選手だったが、決して圧倒的な実力差では なく、今後も緊張感のあるタイトル争いが期待できそうである。 さらにスペシャルマッチで行われたライト級タイトルマッチでは、 タイの絶対王者ゲーオを野圦選手が判定ながら下すという番狂わせ を演じ、私にはこの試合が最高に面白かった。 ゲーオはタイ人らしく?調子が悪そうではあったが、タイの一流選手 と普通に戦う野圦選手には頼もしさと同時に隔世の感を覚えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/06/22 06:42:42 AM
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