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2018/01/28
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テーマ:稽古(629)
◆以前、稽古生に「ここは何流ですか?」と尋ねられたことがある。
 
 15歳で入門した最初の道場で、私も同じことを先輩に尋ねた。
 何しろあの道場には「流派」を示す表記がどこにもなかったのだ。

 初めて昇級した時、免状に「正統沖縄(琉球?)空手道」と書かれて
 おり、さらに疑問が深まった記憶がある。

 やがて、発祥の明確な大流派に移り、さらに30歳を過ぎてこれまた
 発祥が明確な(=マスコミで散々宣伝されていたから)い移ると、
 「流派」というものに対する拘りが全くなくなっていた。

 本気で稽古し、ガチンコの組手や大会を経験すると、つまるところ、
 何流だろうが「効く技は効く」という当たり前のことに気づく。

 こうしてうちの稽古では注釈をつけたうえで、三つの流派の技術を
 取捨選択して紹介している次第。

 目指す境地は明快なので、20年やってきて混乱はない。

 これが流派の伝統(=型or形)の継承が目的になると、家系図の
 ような自流の出自をやたらと気にすることになるが、その点、わが
 道場は私が退けば終わり。

 メンバーにも自身の空手に対する価値観によって、いつでも自由に
 行動するように言っているので、気楽なものである。

 それでも、数年前に最初の師が早逝した時を境に、自分が習った
 空手の素性をどうしても知りたくなった。

 数年がかりで、当時の知己などを頼って調べてみると・・・。

 最初の師は、空手(唐手)が本土に紹介された草創期に「正統」と
 された著名な空手家で、その方自身が「空手に流派なし」と頑なに
 貫いた方だったことが分かった。

 当然、わが師始め、幾人かの彼のお弟子さんたちは、流派を名乗らず、
 〇〇会とするだけで指導を続けてこられたらしい。
 その中には私も昔からよく知る大きな団体もあった。

 調べてみれば、一世紀も前に真実を看破し、弟子たちに求めるべき
 方向性を指し示された大師匠に感謝!





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Last updated  2018/02/04 05:27:17 AM
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aki@ Re:ブラス万年筆 F字 / トラベラーズカンパニー(03/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
kirk1701@ Re[1]:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) akiさん、返信遅くなり申し訳ありません。…
aki@ Re:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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