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テーマ:本のある暮らし(3190)
カテゴリ:音楽と映画そして読書
題名:風と光と二十の私と・いずこへ
著者:坂口安吾 出版社:岩波文庫 満足度:★★★+ 『もっと冷酷に鬼の目をむいてみせることは易しいことだ。 鬼になるか、人になるか、そこにも又、問題はあるであろうし、 私も人たらず、鬼とならざるを得ぬような 生長変貌が行われぬとは云いきれぬ。未来のことは分らない。 ともかく私が現在辿り得た思想の地盤というものは、 私の自伝的作品に於いて、私が選んで語らなかった事実、 その選び方の上にあるということを知って欲しい』 昨年岩波から出た坂口安吾第2弾。 自伝的な短編を中心に18作品を収録。 一度に読むのもいいだろうけど、 思いだしかたがた、一編ずつ読むのも たまにはいいのかもしれませんネ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月12日 00時28分03秒
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