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テーマ:今日のカンボジアって?(524)
カテゴリ:旅行・海外情報
朝少し雨が降った。
今日は、カンボジアの中央部、プノンペン北部にあるコンポンチャム州メモット郡ダー村にある胡椒農園の見学に出かけた。 今回初めて国道8号線を走った。 国道8号線は、プノンペンから6A号線を走り30kmほど進んだところから中国の援助で作られた第2メコン架橋を渡ると始まる。 そこからスヴァイリエンを抜けて、コンポンチャムに入りベトナム国境にたどり着いたところで90度に曲がり、北上すること20数キロで国道7号線に到達し終わる。 国境までは、道幅も広く舗装されていて交通量も少ないのでとても走りやすいのだけれど、国境から7号線までは、現在まだ補修中でひどい。 ともあれ、プノンペン出発して4時間ほどで、コンポンチャム州メモット郡ダー村に到着。 ダー村役場の向かい側にある胡椒組合事務所を訪れて近況を聞いた後、組合長さんの畑を見学に向かった。 収穫の真っ最中。 畑に新兵器を導入したとのことで見せてもらった。 なんと4mの高さで回転して水をまくスプリンクラー。 動力は無く、ポンプでくみ上げた水の圧力で回転して水撒きをする仕組み。 収穫されたこしょうは天日干されるのだけれど、この地域では完熟胡椒も普通の胡椒も皆一緒に干されていた。 畑の中で雑草のように生えていた「朝顔」を見かけた。 今日はもう閉じたようで花は見れなかったが、カンボジアに朝顔があるなんて知らなかった。 日本でも朝顔が咲く頃になれば、今の惨事から少し落ち着きを取り戻すのだろうか、復興は始まっているのだろうか、などとついつい考えてしまう。 次に新たに胡椒農園を始めた人の畑を見学に行った。 幼木は日照に弱い為、ここでは畑全体を覆うようにして椰子の枯葉と木で包まれていた。 近づいて見るとポールとの結束に使われているのが紙をホッチキスで柱にとめる。 実に簡単でコストも安い。 この農家は更に農園をひろげるつもりで、柱に使う木だけが地面にさしておかれていた。 ようやく生産品としてカンボジアの人々にも胡椒が注目されるようになってきたのかもしれない。 うれしいことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 23, 2011 02:37:36 PM
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