|
テーマ:今日のカンボジアって?(524)
カテゴリ:旅行・海外情報
カンボジアが国際胡椒共同体(インターナショナル・ペッパー・コミュニティー:IPC)に加盟する為の準備会合が、非公式で行われました。
まず、カンボジア農業省から、公式のデータとして上がってきているカンボジア各地の胡椒生産状況の報告があり、続いて各地方の胡椒生産者組合のプレゼンテーション、IPCのアドバイザーによる世界の胡椒の現状と過去20年間の胡椒生産の推移が報告されました。 カンボジアを訪れた外国人からカンボジア胡椒は絶賛されている為であろうか、自分たちの胡椒はすごいのだと、IPCのアドバイザーに対してプレゼンテーションをしていた姿は、井の中の蛙で大海を知らないとは故、見ていて辛かった。 謙虚に教えを請うという姿勢がないと、大切なことを見逃してしまいます。 国際標準や食の安全、その基準、トレーサビリティー、収穫後のプロセス、保管状況、なにもかもがまだまだ未整備なカンボジアが、世界で流通されている他国の胡椒と同等に渡り合えるようになるには、もう少し時間と努力、もちろん資金も必要になってくる。 自分たちの事しか考えていない現状では、まだまだ難しい。 しかし、ここからがカンボジアのスタート。なんとしてでもIPCに加盟して、世界にカンボジア胡椒ここにありと知らしめていきたいと思います。 カンボジアの胡椒をこれからも宜しくお願いいたします。 *カンボジアから胡椒を輸出される方々、くれぐれも食品安全基準に抵触しないよう細心の注意を自己責任で行ってください。カンボジアの胡椒が一度でも引っかかると、その後の検査基準が厳しくなり費用がかさみ、国際競争力を失い、最終的にはカンボジア胡椒の衰退につながります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|