カテゴリ:ふるさと自慢
『古河の歴史を歩く』という本を購入しました。「古代・中世史に学ぶ」という副題で、古河歴史シンポジウムをまとめたものです。実は、私はこのとき(2010年11月27日)に会場にいたんですよ。そして、それをこのブログで報告もしています。遺跡など新たな研究成果も加えられています。
正式に本になって、会場にいらっしゃらなかった皆様にも読んでいただけるのは、大変うれしいです。これは単に古河だけをテーマにしたものではなく、平安時代から室町時代の東国という枠組みの中でとらえるべき書物です。律令国家の成立と征夷、平将門の乱の内情、鎌倉幕府、荘園、室町足利氏、関東管領上杉氏、関東公方、古河公方の成立のいきさつ、中世における関東地方の物流体制などを深く、立体的に知ることができます。 下総、常陸を中心とし、武蔵、下野、上野の接点として輝いた古河、そして、利根川を下って上総・安房・相模までもつながっていた古河。その歴史を正しく知らずして、東日本の歴史を語ることはできないといっても過言ではありません。少し専門的なのが玉にきずですが、多くの研究家が集って書かれた本ですので、広い視点を持っているのが特徴になっています。 写真は本を購入した駅ビルVAL古河内の「かもじや」さんでパシャリ。遠方の方は、ネットでも↓ 【楽天ブックス】古河の歴史を歩く 【Amazon】古河の歴史を歩く: 古代・中世史に学ぶ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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読売2月19日朝刊県版に掲載されています。
関東の都として栄えたのは過去の栄光か!?現在は都市間競争に負けています。総合的文化施設建設は一つのチャンスでした。1,2月と転出が大きく増えました。無関係??? 魅力ある街づくりをしていかないと取り残されてしまいます。 「教育」「福祉」「環境」だけでは発展しません。本日から今年の議会開催。具体的な予算が明確になります。楽しみです。 (2013年03月04日 06時19分30秒)
こがじろうさん
おっしゃるとおりと存じます。本当に魅力ある都市づくりをしないと、 過去の栄光にしがみついているだけだし、それさえも色あせますね。 (2013年03月04日 20時32分09秒) |
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