らぴすと LA PISTE

公演は仕事。想いだけでは実現できない。

それにしてもどうして、こんなに揺れなければならないのだろう？

ヌーヴォーシルクの分野を開拓し、紹介していくため、地方からでも発信できるよう
にするんだ、だから頑張れと、心強い言葉をもらえる日もあれば、お前の好きなもの
ばかりやってるわけにいかないんだ！と言われる日もある…。札幌でヌーヴォー・シ
ルクが本当にうけるのか？と問われることもしばしば。

いいものを発信する、そしてみんなに観てもらう。それだけのために奔走する。けど
自分は右に左に揺れる。
どうして物事は一直線に進まないのか？どうして人は批判ばかりが得意なの？

地方から何かを発信するのは無理なのか？そんなことはないはず、だって、事実海外
の人は、東京か地方かをそれほど気にしてるようには思えない。
むしろ問題は、日本の中の複数地域で公演できるかどうかということ。。。

あぁ、それなのに、どうして地方はこんなに難しいんでしょう？地方の文化レベルが
低いから？
でも私は地方の限界なんて思いたくないんです。

事実、山口情報芸術センターはとっても素晴らしいものを創っていたもの。
札幌にできないはずはない。

今日後輩のかおりちゃんに言われた。
「どんな小さな仕事でもいい、手伝いたいんです。」と。
妬ましいくらい、私がやってるようなこと、やりたいんだって。

そんなことばで涙しそうにうれしくなる私なのでした。