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サーカス以外のパフォーミングアートも好きである。
サーカスに対しては偏愛しているために、そーーーれほど面白くなくてもまぁ、テント公演だったりすればそれなりに 「ま、テントに入れたしね」 そしてワインも飲めたしね、みたいな許し方ができてしまう。 それ以外のパフォーミングアーツは、そういったオマケの点数がないために、生意気だけど「ホンモノ」のガツン!とくる舞台のみ、観てよかったと思える。 …とかとか言ってますが、お恥ずかしながら、ダンスや演劇はほんとの初心者。 そんな私にコンテンポラリーダンスへの道を開いてくれたのが、乗越たかおさんの「コンテンポラリーダンス徹底ガイド」だった。 乗越たかおさんの凄さは、私のよーにコンテンポラリーダンスのダンサーを誰も知らなかったくらいの門外漢が読んでも、ぐいぐいのめりこんでしまう筆の強さである。 中身に興味がなくても、あーら不思議。引っ張り込まれて引きずられて、最後まで完読した暁にはなんと!まったく知らなかったはずのコンテンポラリーダンサーの名前が頭に入っているではないですか。 これはオトク。 寝ながら英語マスター術に似ている(←本当?)。 今回の本はさらにすごい。 タイトルは 「どうせダンスなんか観ないんだろ?!」(NTT出版) おわ! この度胸のカスでもいいから分けてほしい。 しかしね、これは本当にすごい本ですよ。 タイトルどおり、どうせダンスなんか…と思ってる人が、きっとこの本を読むと、読みたくなくてもページをめくる手が止まらないはずですよ。 でも電車での立ち読みに注意。 特に過激な部分があえて太字ゴシック体になってるので思わず横の人の視線を感じるのと、真面目な顔して読んでるのに唐突に 「ぶっっ!」 と音をたてて噴き出してしまうこと請け合いだから。 実をいうと、私のサーカス本「サーカスに逢いたい」を書く前、コンテンポラリーダンス徹底ガイドを読んだばかりで、私はこんなふうに読者を惹きつけられるだろうか?とかなり考えた。 まぁ、惹きつけられなくてもとにかく書いたけどねっ。 そんな「生」乗越さんにお会いする機会があった。 ご本人は、本に負けず面白トーク満載で、かつダンスへの愛に溢れたお方でした。 私も負けないように頑張ろう~っと!(ピース!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月08日 22時43分40秒
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