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久々に行ってきましたフランスのサーカスフェスティバル「CIRCA」!
1年といちにい…3ヶ月ぶりのサーカス三昧。 身も心もサーカス漬けで鼻血が出そうなほど幸せでした(笑)。 オーシュ(パリから電車乗り継いで8~9時間!)の町は田舎くさーいサーカス装飾に満たされ、20年前のマネキンがウィンドウの中でジャグリングの道具を持ってたりとか。。。まぁそんなほほえましい感じです。 とはいえオーシュはフランス現代サーカス界では最も大きなフェスティバル。 たくさんのサーカステントが町のあちこちに設置されます。 今回思い切って行ったのは、事前にみたプログラムがあまりに充実してたから。 2年前に行ったときは思わず「オイオイオイ…(涙)」と叫びたくなるほど、どれもこれもイマイチな公演でした。 しかし今回は違った! 私は嬉しい。 「サーカスに逢いたい」というサーカス大好き宣言を出していながら、内心、 「もしや、(本を出したこのタイミングで口には出せんが)フランスサーカスって危うい…?」 と心臓どっくんどっくんしていたのである。 それが、今回いくつもの作品を観て、爽やかな空気をたくさん吸い込んだような気分であった。 第一世代が終わり、次の世代の強い作品が生まれるまでのインターバル。 きっとそういう時期だったのだ、いま、そう思う。 正直、彼らを取り巻く環境は厳しい。 助成金は減ってるし、アーティストの数ばっか増えてるし。 でも、なんて逞しいんだ彼らは。 今回初めて会えた写真家フィリップ・シビルも言っていた。 「本当に驚くよ。この厳しい経済状況の中でも、アーティストの奴らはすごい作品を生み出してる。みな時代を生き抜いてるんだね。」 オーシュのフェスティバル「CIRCA」訪問2度目の私は、現地でかなり珍しい日本人だ。 メゾン・デュ・フェスティバル(飲み食い歓談&ショウも観られるフェスティバルセンターみたいなもの)で1人でワインとサンドイッチをほおばっていると、会場で何度か見かけたグループが近づいてきた。 「フェスティバルのラジオ中継をしているんですが、日本からわざわざ!オーシュまできてしかも本まで出してしまったということですが、いったいどうしてサーカスなんですか?そのへんをラジオで語ってくれませんか?」 という。 ラジオ… 日本では何回か喋ったことあるけど、フランス語でラジオ…うーむ、若干不安。 と、思ったけどなんか面白そうだし、 「やります」 ははっ!言っちゃった。 日本でサーカスはどんな風に受け入れられるのか?現状はどうか?なんでサーカスか? みたいなことを喋りまくって、最後いいかげん自己嫌悪に陥り、終了後は 「ぶはっ!!失敗したっ」 ってラジオの人に言ったら、まぁ飲め飲めみたいに奥からワインを出してきて薦めてくれた。 その後はひたすら大爆笑の宴会状態。 ほんと、こういうことがあるからフェスティバルはやめられない。 真面目な話をすれば、ほんとうにこれからの現代サーカスは期待できますよ! 私もこれまで自分の趣味の範囲のような打ち出し方しかしていなかったけど、これからはもう少し積極的にいこうと思ってる。 12月にたぶん、対談をやったり。 いろいろ考えて企画を練ってます♪ 正式な情報になり次第お伝えしますねー。 ではでは A BIENTOT ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年11月08日 18時53分09秒
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