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まあ、なにしろ色んなことがあった。 そうでもなかったかもしれないけど、わからない。 自分の足りなさを知る、良い機会であった。 今の足りなさを知るだけでなく、妻有でも全く出来ちゃいなかったんだ、という現実を改めて知った。 それは、とりもなおさず、周囲がいかに自分をフォローしてくれていたかということなんだけど。 痛みは一人で来ないということも知る。 本当に信じられない事態に突入すると、状況は色んな変わり方をする。 信頼していた人が、まったく私が想像していたのと真逆の反応を示したり。 それは人間というものなんだ、と、淡々と思うしかない。 一方で、無から飛び出した光陰のように、手を差し出してくれる人がいる。 何かが完全に崩れた時にこそ、新しい構造が生まれる。 言葉にすると当たり前のことだが、実に不思議な現象に思える。 私自身は何も変わっていないはずだが、全ては一変する。 膠着していた関係性は突然噛み合って歯車が回りだす。 何かが動くかもしれない。 私たちは何かを生み出せるかも。 そんな風に、心がつぶやく。 今、現実の自分は、池から大海を遠く仰ぎ見るように、はるか置き去られた気分でもあるけれども。
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Last updated
2010年05月27日 21時21分30秒
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